徒然草

つれづれにさまざま書いています。

真壁のお雛まつり~~(*^_^*)

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3月3日、 桜川市真壁町のお雛まつりに行きました。
前の日の雨が嘘のように上がったこの日、お雛まつりは最終日という事もあって、すごい人でした。
真壁は桜川市となりましたが、もともとの宿場町ですから、「真壁」の名前を残したそうです。
街の中に入ると、まず、このような古い家屋などや蔵などが目に付きます。
 
 真壁の町割りは、戦国時代末期の真壁氏時代に形づくられ、江戸時代初期の浅野氏時代に完成したといわれています。枡形と呼ばれる城下町特有の交差点が現存し、その町割りの中に、蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。
 
現在、104棟が国の登録文化財となっています。
平成22年6月29日には、この真壁地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。全国で87地区目、関東地方では4地区目、県内では初となります。(HPより)
 
街の中の道路も狭く昔からの建物がたくさん健在です。
ちょうど一年前のあの大震災で、古い家並みが壊れています。
大変残念な事です・・・
何でも、この雛まつりまでに治そう・・・という意見もあったそうですが、
「いやいや、この様子は全国から来た皆さんにも見て貰おう・・」という事になって、
瓦屋根などなど・・その当時のままになっています。
 
そして、こうした登録文化財になっていますので勝手には直せないのでしょう。
現代に生きる私たち、文化的な住宅に住む私たちですが、
きっと住んでいらっしゃる方々にとっては、大変な事もおありでしょう・・・
でも、大きな白壁の蔵や 昔ながらの平屋の家屋など、残してほしいとも思えますね。
 
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真壁のお雛まつり。 10年になるようです。
宿場町として栄えたこの街には たくさんの商家があったのでしょう。
ですから、古いお雛さまが多く飾ってあります。
お店の戸口は 全部開け放し、「どうぞ、どうぞ!」と気持ちよく中に招き入れてくれます。
そして、甘酒やお茶や、飴などなど・・・ そのお宅で皆さんにふるまってくれます。
 
中に入るのをためらっていますと、
「二階にも上がれますから、どうぞ、お雛さま、見てやって下さいな~~~」と
気軽に声をかけてくれて、貴重なお雛さまを見せてくれます。
6歳の孫を連れて行きましたが、 「お雛さま、かわいいでしょう?」って
  孫にも気を使ってくれました。
 
こんな時、私たちもマナーを十分守らないといけませんね。(*^_^*)
 
古い街並みと、古いお雛さまたち、一日ではまわりきれないほどです。
こうした真壁の取り組み、ありがたい事ですね。
私は土浦市と、石岡市など、身近な街を見てきましたが、
全く比較にできないほどです。
他の街も見習う点が大いにありそうです、真壁にね。
 
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真壁はまた「石の街」とも呼ばれています。
現在、「真壁石」と呼ばれている石は、茨城県筑波山から、その北に連なる足尾山・加波山の一部から産出される 白系の花崗岩です。明治期までは主に常陸小御影」と呼ばれていました。「真壁」の名は、この地に古くからある地名によるものです。
 
石の利用の歴史も古く、桜川市には石器時代の遺跡が数多く発見され、様々な石器・石棺が出土しています。 その後、 金属文化の到来と共に生活用品としての石の利用は少なくなりましたが、寺院など公に使われる建物や、墓石・美術工芸に使われるようになりました。
 
街の至る所に真壁石がつかわれています。
孫っちは 大きなカエルの置物や キティちゃんやドラえもんなどなど・
  に、興味を持ったようでしたよ。
真壁石で作ったお雛さまもありました。
精巧に作られていてびっくり!
さすが、真壁の石職人ですねえ。(*^_^*)
 
お写真は撮りきれないほど撮ってきましたあ。(笑・・・)
ちょっと混んでいましたから、いつか、静かな時に、家並みを見に行くのもいいものでしょうね。
お雛まつりがすむと、真壁の町は静かないつもの風景に戻るのでしょう。
そして、たくさんの方に見て頂いたお雛さまもまた、一年の眠りにつくんですねえ~~
 
いいものをたくさん見てきました。  (*^ー^)ノ☆。・:*:.・★,。・:*:.・☆
 
 
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