徒然草

つれづれにさまざま書いています。

神様のカルテ

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桜井 翔   宮崎あおい
 
原作・夏川 草介神様のカルテ
 
 
心を救う内科医・イチと、
心を癒す妻・ハル
寄り添う事で心温まる
やさしい命の物語・・
 
 
 
美しい地方都市 松本。そこのとある病院の内科医として勤務する栗原一止(いちと)。
眠る間もない激務をこなし、夜の緊急内科医として、35時間勤務・・なんって当たり前。
同僚や上司、そして、御嶽荘と呼ばれる古いアパートに住む友人、そして何より
最愛の妻榛名(はるな)に、日々の疲れを癒されながら、懸命に働いています。
 
そんな激務のさなか、大学病院で末期がんと宣告され、見放された一人の中年女性が訪ねてきます。いまの医学ではどうしようもないその彼女、なぜか一止を頼り、「先生、ここに置いて、見放さないで・・」と懇願します。
同僚の医師からは冷たい言葉も出たけれど、一止は最後の時を見守ってあげよう・・と決めます。
彼女は夫に先立たれていました。
病院から毎日のように、遠く連なるアルプスの山並みを見つめ続けます。
そんな彼女にどうすれば命と向き合う事ができるのか、そして、
痛みの無い最期を送れるのか…悩みます。
 
命を救うということとは・・・
人を救うということとは・・・
医者としての在り方とは・・・そして・・人間としての在り方とは・・・
 
なにがあっても支え続ける妻。
 
一止に大学病院へ来ないか…との誘いもかかる中、彼は悩んで悩んで・・・
そんな中、末期がんの彼女の様態が急変します。
果たして、彼女は・・そして、一止は・・・・
 
 


毎日くたくたになるまで働く彼。
内科医としての評判が著しく良く、彼の勤務日には長蛇の患者。
彼は、自分を押し殺したような物言いをしています。
とても静かです。
物語も、静かに進み、遥かな山並みもとてもきれいです・・・・
 
一止が、号泣するシーンがあります。
静かに泣いていた彼が榛名の前で号泣します・・
私もボロボロ泣きました。
とてもいい作品だと思います。
 
一止のような医師がいてくれたら、とてもうれしいと思います。
 
神様のカルテ」とは、いったいどのようなものだったのでしょうか?
それは作品を最後まで見ていれば分かります。
 
 
 
 
 
最後に「あなたはがんの告知」を受けますか?
絶対知らせてほしいですか?
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