上青柳の大山桜 石岡市上青柳
樹齢 250年以上
市指定文化財
長男から、衝撃の写真が届きました・・
樹齢250年と言われている「大山桜」が倒れてしまいました。
大変悲しいです・・
旧八郷町の上青柳の山の中に咲いていた大山桜。木々の中にあったので、上に上に・・と背が伸びた桜です。満開の花を最後に見たのは、2019年です。
山の中なので、なかなか行けない場所。
その時は・・いいえ、つい最近まで元気であった山桜。
いったい何があったのでしょう・・
私が初めて大山桜に出会ったのは、2013年、もう10年も前のことです。この当時は本当に森の中に一本、立っていました。周りの杉の木など、常緑樹の中に、楚々として、立派な桜がいました。
多分、この250年ともいわれる桜を知っている方は、ほとんどいないんじゃないか・・と、長男の話でした。
こうした山の中にいるからこそ、長い年月生きてこられた・・のかもしれません。
2019年に長男と行った時、この桜の周りのほかの木々がきれいに伐採されていました。標識なども見え、この桜を大切に思う地元の方々が努力されたのか・・と、感じたものです。
木々がなくなったせいか、花もたくさんつけて、健康そうでした。
なぜ・・倒れてしまったのか?
長男の話・・
「周りの木を伐採したから水はけが悪くなり、根腐れを起こし、山を吹き下ろす風を受けて倒れたんだろうと予測。山のサクラは環境を変えるとダメだという事例」
私など、周りがきれいになってさぞ、よかろう!・・と、思っていたのです。
それが、山の中であるからこそ、桜に悪影響を及ぼしてしまった、という事らしいです。
本当に・・かわいそうですね。
山桜はもっともっと長生きする桜です。そう思うと、気の毒で仕方ありません。