耳守神社・・
小美玉市栗又四ヶ2051
国道355線から、奥の、とてもひっそりとした杉木立の中の神社。
「その昔・・領主の娘であった、千代姫が7歳になっても耳が聞こえず、夫婦は憐れんで
熊野神社に願をかけた。満願を迎えた朝、千代姫は耳が聞こえるようになった。
その後、33歳の時、風邪の悪化により、病が重く、いよいよ・・と言う時、
「私が亡くなった後、社を立ててください、耳の病を守護します」と言って亡くなった。
両親は、千代姫愛用の、鏡をご神体として、お社を建て、弔った。
その後・・幾星霜、護るものがいなくなり、寂れ、社も祭りも無くなってしまった。
しかし、地元の人々が社を建てなおして、姫の命日には祭礼も行っている。
歴史の里石岡ロマン紀行から
急な階段を登ると、狛犬がいて、迎えてくれます。
お社はあまり大きくはないですが、杉木立の中にひっそりと鎮座しています。
竹筒にひもを通し、名前などを書いたものをお供えし、お豆腐を持参するようです。
それはなぜなのかは、分かりませんでした。
耳の神様・・という事で、竹筒に書かれた住所では、かなり遠くから参拝に来ているようです。
なにしろ、耳の神様は、ここだけ・・と、言われています。
本殿の向かって右手に、大きな山桜。また、仏たちもおります。
私が帰る時に、お豆腐を持ったご家族がお参りに来ました。
※ なお、駐車場は、石段の向かい側に、数台止められます。
山桜のご神木・・
(みのりんブログ)