徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「マリと子犬の物語」

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https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/bd/38/punpkinrorojp/folder/1458557/img_1458557_53123415_0?20071112190005

この映画は 新潟の山古志村の実話から生まれた映画です。
とても心温まる感動作です。
封切られたばかりですが、見たくて見たくて行って来ました。

もうすぐ5歳になろうとする彩はお兄ちゃんとお父さん、おじいちゃんの4人暮らし。
お母さんは天国に行ってしまっています。
ある時小さな子犬を見つけます。
どうしてもお家に連れて行きたい兄妹、
おじいちゃんにお誕生日のプレゼントをせがみます。
おじいちゃんの了解から犬嫌いのお父さんも納得して小さな「マリ」は家族に。

そして運命の日。
巨大な音と共に山古志村は地獄へと突き落とされます・・

お父さんは長岡に、お兄ちゃんは学校に・・
おじいちゃんは家の下敷きになりながら、彩をしっかりと抱きしめますが
意識も、もうろうと・・・・

そんな時 3匹のお母さんとなった「マリ」がけなげにも必至でほえつずけ、
おじいちゃんと彩を励まし、救助に来た自衛隊員を家まで呼んできます。
マリのおかげで助かったおじいちゃんと彩・・

でも・・動物はヘリコプターには、乗せられなかった・・・
「マーリーーーーー!!!」
彩の絶叫が響き、ヘリをずーーっと追いかける、 マリ・・・・★


これは実際にあったことだといいます。 新聞にも載ったそうです。
取り残されたマリと小さな我が子3匹・・
自分は食べずに我が子に見つけた食料を与えて必至に子供を守り
そして マリにとっては「家族」をじーーっと待っていた。
地震で 廃墟となった山古志村で、実に16日後 やせ衰えたマリは 
ころころ太っているわが子3匹と共に「家族」と逢えた・・という実話。

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大きなタオル無しでは見られません。
特にマリを置いてきてしまった時の彩の悲痛な叫び。
マリはヘリを追いかけ追いかけ・・
もうぼうだの涙です。

兄と妹は嵐の日 マリを連れに出かけます。
マリは家族、お母さんのいない彼らにとって家族なんですねえ~~~~

「まり」がまたけなげなんですね~~~
ブログ書いていても泣けてきます・・・

山古志村は壊滅的で全村民避難でしたね~~~
その影にこのような悲しい出来事があったんですねえ・・

山古志は闘牛 錦鯉等の産地でもあり、豊かな農業の地でもあります。
美しい村です。(現、長岡市)
村民はいつ帰れるか分からない事に失意のどん底にあったそうです。
この「マリ」のお話はそんな村民に生きる力を与えたこと。
「全村民 また山古志に帰るんだ」という、希望でもあったのでしょうねえ~~~

とても感動した映画でした。
もう一度見たい映画でした。

先日、テレビで放映していました。
実際の「マリ」 とても元気に暮らしていました。
お母さんらしく優しい顔をしたワンちゃんでした・・・

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