徒然草

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善光寺の江戸彼岸桜・・

 

  善光寺   石岡市太田877

 

江戸彼岸桜

 

写真のように、善光寺は廃寺となり長い年月が経っていて、見る影もありません。しかし、たくさんの仏は今もなお、取り残されたようにそこに佇んでおります。

もしかしたらこんな静かな地はないね・・などと話し合っていて眠り続けているやも・・知れません。

 

そんな廃寺の横に 古木となった江戸彼岸桜が立っています。

江戸彼岸桜は長寿で知られていますが、ここの桜は樹齢が分かりません。もう老木でしょう・・

只々今は、訪れる人も無いここで静かに花を咲かせています・・

 

 

 

古木が故の姿、胴吹きです。この姿は古木に見られます。本体の木だけでは光合成が出来ないので、幹からの花や葉っぱで養分を取っているといいます。

 

 

 

花はやや小ぶり、かわいい白い花ですね。

 

 

 

 

 

いつから廃寺となったものか、分かりませんが、善光寺の「楼門」は重要文化財に指定されています。なのに、無住となった本殿が荒れるがままなのはどうしてでしょうか。まだまだたくさんの御仏がいるこの地、今後どうなっていくのでしょうか。植えられた木々も、荒れるがままです・・

 

 

 

撮影日・・2024年04月07日