「マーリー」

「マーリー」　世界一おバカな犬が教えてくれたこと・・
          キミも、ちゃんと幸せでしたか？

若い二人が結婚しました。お互いに仕事を持っています。
赤ちゃんは当分作らないことになりました。
でもしばらくして　子育ての予行演習のつもりで一匹の子犬を飼うことに。
ジェニーのお誕生日プレゼントとしてやってきたのは　一匹のラブらドールレトリーバーの子犬でした！

考えて名前を「マーリー」に、男の子です。
二人と一匹の生活が始まったのです。

しかし・・・このマーリー、そんじょそこらの犬と違っていたのは？？？
すばらしく「破天荒」なんです！
元気いっぱい！！なあんてもんじゃない！
ソファーはかみちぎるし、カーペットはめちゃくちゃ、ご飯もすごーーく食べるし、
その分ウンチも・・☆

思いあっまって訓練所に入れたら、そこでも大騒ぎで、
「二度と連れてこないで！」と締め出されて・・・

そんなどたばたの毎日が続いた１０ヵ月後、ジェニーとジョンに待望の赤ちゃんが！
そして、あっという間に三人の子宝に恵まれた二人。
マーリーは、相変わらずおバカで、でも子供達もマーリーを家族として過ごしていました。
子育ての悩みも、ジョンの仕事の悩みも　マーリーにふり回される悩みも・・・
いっぱいあったけれど、悩みながらも家庭を大切にし、子供達は成長していきます。

そして・・マーリーも年を取っていきます・・

動物映画になかったような「破天荒」なマーリーの超おバカな様子。
でも、憎めません。
ジェニーの子育て中の悩みも、ジョンの仕事の大きな悩みも、
すべてがマーリーと共に過ごしてきたのです。
家族として、ずーーっと、過ごしてきたのです。

大きなハンカチ一枚、必要です。
家族とは何なのか、動物と暮らすって、どういうこと？
いろんな局面に出会い、それを乗り越えていきます。

最後にはやはりマーリーとの別れ・・・
子供達が大きくなる・・という事はマーリーとの別れが迫ってくる・・という事なんですね・・
三人の子供達のマーリーにかける「思い」がとっても泣けちゃいます。