小幡の上溝桜
茨城町小幡地区
上溝桜
昔、この材の上面に溝を彫り、亀甲を焼いて吉兆の占いに使ったとされ、上溝桜の名前がついたと言われます。
この行事は、皇居内で今でも伝承されていて、今回の新天皇の結婚に当たっても執り行われました。
真っ白い、ブラシのような形の花をたくさんつけます。
桜だと思わないかもしれませんが、れっきとした桜です。
春は、染井吉野の方が派手で人目も引きますが、上溝桜はひっそりと咲いています。
ですが、秋の紅葉した姿は見事なものです。
この分岐点は、右に行くと、「小幡城址」へと続く道です。
上溝桜の横の太い幹は、元々の上溝桜だったと言われます。
そうすると、この桜は二代目か? ひこばえが伸びたものか? 定かではないですが、
最初の桜は、巨大だったかもしれません。
ご近所のお家・・
撮影日・・2019年04月28日