太郎杉・・
推定樹齢・・800年
樹高・・25メートル
幹回り・・おおよそ5.7メートル
昔はこの杉のあたりには、巨大な杉があって、大きな順に名前が付けられていました。
いまは、この太郎杉しか残っていません。
偕楽園の南斜面を下りたところ、「吐玉泉」の真向かいに雄々しく立っています。
吐玉泉・・
ここは昔から湧水があり、眼病に効くと言われました。
景観を考慮して、白色の井筒を据えた。
夏も冷たく、玉のような水をたゆまなく吐くので、「吐玉泉」と名付けたとされます。
偕楽園HPより (現在は飲めません)
太郎杉は根元で二本に分かれています。
次郎杉・・昭和39年の台風で倒れた。
このあたりに巨木が点在し、五郎杉まであったそうです。
吐玉泉の下から見上げた、太郎杉・・
800年の長き世を生き抜き、いまもなお、堂々とした姿をしています。
(幹が二本ですが、一本の杉です)
11月下旬の偕楽園下公園。