徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「プーと大人になった僕」・・

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  ユアン・マクレガー   堺雅人・かぬか光明・・




僕の一番すきなことは「何もしないこと」 プー


クリストファー・ロビンの幼いころの楽しみは、「100エーカーの森」で プーとその仲間とで遊ぶ事だった。
毎日毎日その森で、プーと仲間たちと日が暮れるまで遊んだ。
しかし・・クリストファー・ロビンが大きくなるにつれ、その森での事は、記憶の彼方へと追いやってしまう。
大人になった彼、妻と小さな女の子と共に暮らしていたが、毎日が忙しく、
仕事に追われる日々で家庭サービスもままならない。
長い休暇の約束も、「仕事」を任され、妻と娘だけが田舎に出かける始末。

仕事に追われる彼はそんな時に、ロンドンの街中でプーと出会う。
びっくりする彼にプーは「仲間とはぐれた。一緒に探して」と頼む。
仕事の事が頭をよぎったが、彼はプーを抱いて、あの「100エーカーの森」に急ぐ。
その森は深い霧に覆われていて、なかなかプーの仲間たちとは会えない。
怪物の声もする。怯えるプー。
「怪物はいないよ」そう言いながらも、仕事の事が頭を離れないクリストファー・ロビン


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森の仲間たちとやっと出会えた。クリストファー・ロビンにとって懐かしい仲間たちである。
一瞬にして幼い日々の自分の事を思い出す。
しかし・・そんな彼でも、追われている仕事の事を思い出し、慌てて森の仲間たちの元を去らなくてはならなかった。
「これ、あげる」プーはロンドンの街中で貰った真っ赤な風船をクリストファー・ロビンに手渡し
「この風船より大事なことなの?」とプーが聞いた・・




森に残されたクリストファー・ロビンの大切な書類。
「これがないと大変!」プーは、森の仲間たちとクリストファー・ロビンのいるロンドンの街中へ行く決心を。
その途中、クリストファー・ロビンの幼い娘に出会い、びっくりする彼女と共に
大急ぎでロンドンへと向かうのです・・

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上司に強く言われ、自分の家庭をおろそかにしているクリストファー・ロビン
妻も、娘も大切。だけど・・・仕事も・・
そんな彼の前に現れた、昔毎日を遊んだ仲間たち。
冒険もした。あれもこれも、楽しかった。夕日も飽きずに眺めた。

愛する娘には、寄宿学校に行くように言った自分。
悲しそうな娘の目・・
そんなジレンマが あの、プーを呼んだのかもしれない。
「僕は、毎日を何にもしないをしてるよ」プーが言った。
「変わらないよ。友達だよ」そうも言った・・

でも、クリストファー・ロビンはまだ気が付かない。
プーがクリストファー・ロビンに言った言葉は、遠い昔、夢中で森の仲間と遊んでいた、
「自分」が言った言葉だという事を。
大切な「なにか」を クリストファー・ロビンは見つけることができるだろうか?


とてもほんわか・・とした内容でやさしくて、プーの言葉に思わず涙が出ちゃいました。

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小さなお子達にもお勧めしたい映画ですね。

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