徒然草

つれづれにさまざま書いています。

旌桜寺・野仏と彼岸花・・②

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白雲山旌桜寺(せいおうじ)
  その昔、源頼義・義家親子が、奥州討伐の帰り道、立ち寄り、持っていた旗竿を地面に刺したとされます。
その旗竿の根が根付き 「旗桜」となった。
見事な桜の花を咲かせたと言われ、5弁の花びらの真ん中に、まるで旗のように花びらが立ち上がった
花があります。全部の花がそうではなく、なかなか見つけられませんが、
見ていくと、きっと見つかります。それで、「旗桜」と呼ばれ、大変貴重な桜なのです。

慶応4年(1651年) 徳川頼房公が再興。
白雲山の称号は、徳川光圀公が元禄4年(1691年)につけたとされる、とても由緒ある寺院です。


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赤い屋根の経堂の脇に、ひっそりと佇む野仏がいます。
秋は彼岸花に囲まれて、静かに佇み、春は古木の桜の花を見ているかのようです。
この地域で大切に守られてきたであろう野仏たち。

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十九夜塔・・・
主に、女性の神様。安産や子育てを祈願したものとされます。
ひっそりと・・・


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旗桜と、経堂・・
彼岸花が咲くころ、カメラマンや花を愛でる人々が訪ねてくる以外は、
とても静かな・・寺院跡です・・


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撮影日・・2018年09月24日

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