徒然草

つれづれにさまざま書いています。

偕楽園の早咲きの梅・・②

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偕楽園の早咲きの梅


昨日の続きです。
偕楽園では「梅まつり」が始まって、いよいよ春間近です。
梅の花も450本開花が始まっているようです。
梅むすめはもちろん、水戸で有名な 助さん格さんを連れた黄門様、光圀公も見えて、気軽に写真に納まってくれるそうですよ。
梅まつりは、3月いっぱいです。

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偕楽園の表門から入ると、うっそうとした竹林が出迎えてくれます。「静」の世界。ここを抜けて、好文亭を目指すのが良い、とされます。
本来の楽しみ方、「陰と陽の世界」を味わう事ができます。これこそ、斉昭公が目指したものでしょう。




竹林を抜けていくと、「吐玉泉」がわき出ています。
かつて、好文亭の茶室「何陋庵(かろうあん)」の茶の湯に供されたと言います。

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二郎杉・・                                  太郎杉・・
 昔は二郎・太郎と、二つの巨大な杉があったのですが、昭和39年の台風20号で二郎杉は倒れてしまいました。  昔は、大きな杉がたくさんあり、大きな順に、五郎杉まで名前を付けたそうです。
太郎杉は 吐玉泉の脇に、いまも雄々しく立っています。


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吐玉泉・・
このあたりは昔より、湧水の豊富だったところ。
斉昭公は、地形の高低差を利用して、集水したとされます。
眼病にも効くと言われました。 景観を考慮し、白色の井筒を据えて泉を設置したと言われます。
こんこん・・・と、いまもなお、きれいな水がわき出ています。出る水は、一日1000トン・・

石は、常陸太田市・真弓山の「寒水石」と言われる、大理石。
(ちなみに、いまは、飲めません)


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吐玉泉から下に下りてきたあたりは、日当たりがいいためか、梅の花が結構咲いています。
早咲きの、八重寒紅・八重冬至が多いようです。




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大日本史編さんの地・石碑・・
大日本史は、徳川光圀公が着手されてから、歴代藩主がその遺志を継ぎ
250年を経て明治39年、この地で、397巻の完成をみました。
大変な偉業として知られています。


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千波湖畔に下りて来ました。
去年・・鳥インフルエンザで、住んでいた白鳥たちに被害が出ました。今、白鳥たちの姿が少なくなっちゃいました・・
何か・・とても寂しく残念です・・・




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桜川のヘリを駐車場まで歩きました。
1羽の白鳥がいました。
ミニミニ渡りでしょうか?
駐車場の横の桜川。





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あらまあ!
ペアの片割れは、ここに日向ぼっこをしているようです。
白鳥は、一生涯つがいでいるようですから、どこに行くにも一緒。
でも、お相手は横の川ですよ~~・・・
って、声をかけましたが、
大丈夫かなぁ・・・・(笑)
大切な、千波湖の、残り少ない白鳥様ですからね。


水戸偕楽園の梅まつりは、3月下旬まで。
偕楽園下の常磐線臨時停車駅・偕楽園駅・もご利用できます。
2月17日~3月31日まで。下り列車のみ停車。(特急列車も止まります)
   ※ 下りのみなので、上り列車には乗れません。下り列車で水戸駅まで行き、登りに乗り換えが必要です)




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