徒然草

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陸前浜街道の石仏・⑤

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小岩戸交差点先の 野仏たち・・
    小美玉市小岩戸近辺


水戸街道と、新道が交差する交差点をまっすぐ抜ける街道が 昔の陸前浜街道です。
交差点から近く、左手に、数基の野仏があります。
二十三夜供養塔、道祖神、など・・のようです。
二十三夜塔は「月待塔」とされますが、無医の寒村でほかにすがるものが無く、
病気や怪我の平癒を祈願された、生活の安寧を願った、村人に集いや憩いの場を設けた・・
野仏たちは、そんな庶民になくてはならない存在だった・・・とされます。

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一つ、倒れているものがありますが、分かりませんでした。
昔は、もちろん車など無く、ひたすら歩いてこの街道を行き来したのでしょう。
それを思うにつけ、なんとも過酷だった・・と思えます。
道祖神、野仏に手を合わせた気持ちが、ほんの少し 分かるような気もします・・



参考資料・・「サライ・野仏の見方」・外山晴彦
       「街道の行く先へ・・(ブログ) http://tomozoaruku.blog89.fc2.com/ 参考にいたしました。

続きます。


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