徒然草

つれづれにさまざま書いています。

初秋のお月さま・・

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今朝、3時頃のお月さま・・とてもきれいです。
ちょうど真上にいました。

中秋の名月は雲に隠れ、満月は大雨で見えず・・やっと夕べから顔を見せたお月さま。
もったいないので、カメラに収めました。

満月の次の日の月は、「十六夜(いざよい)」 さらに次の日は 「立待月(たちまちづき)」。
日本人は古来より月を愛で、名前を付けて親しんできたのでしょう。
お月さまの模様も、世界各国によっては「ええ~~?」なんてのもありますが、
日本はウサギ・・・お餅をついている・・とされていますね。
神さまに差し上げるお餅。一生懸命ついて、喜ばれているのでしょう。

昔・・神さまに差し上げる獲物を取れなかったウサギは、自らの身を炎の中に投じ
その自らの肉を神さまに差し上げたとか。
それをたいそう不憫に思い、神は月にウサギを上がらせた・・とされています。
きっと・・・・幸せでしょうね。

そんな事を、ふと、思い出した今朝のお月さまです。


「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出(いで)し月かも
                        阿倍仲麻呂・郷愁の歌

※ 優秀 有能だった彼は 19歳で遣唐使と共に唐に留学。皇帝にも愛されます。
  老い先短くなったころ、故郷に帰ろうと思いますが、船は嵐で難破・・
  結局帰れずに、唐の皇帝に生涯仕えたと言われます。
  故郷を想っての有名な和歌です・・





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