「シン・ゴジラ」 DVD 2016年夏公開作品
脚本・総監督・・庵野英明
音楽・・鷺巣詩朗
DVDを買って、改めて見ました。 やっぱり、超おもしろいです~~(#^.^#)
でも、劇場で見る方が、ど迫力があって、感動的かな。もちろんですね。
前から疑問に思っていたことがありました。まあ、ブログにも書いたのですが、
まるで意志があるように」・・・という事ですね。
冒頭で、ある日本人の博士が、太平洋の沖で消息を絶ちます。船の中には、彼の靴だけが残されていました。
博士には妻がいて、その妻を日本政府が助けなかった・・などと言う、意味深な内容が明かされています。
博士は放射能を憎んでいました・・
そして・・・ゴジラは、その博士のいなくなった船の底から現れてきます・・
まるで・・放射能・核を憎む、博士の怨念のように。
根底には、「甚大な天災と、核・放射能」が、やはり存在すると思います。
その脅威を背景に持ってきたのかな・・
アメリカ政府は、最終的に、「核」を投入せよ」と言いますが、
広島・長崎への悲劇的な各爆弾投下を、身を持って知っているのです。
最後には、ゴジラを冷凍にする・・を選んだ日本。
甚大な犠牲のもと、冷凍作戦は成功します・・
「壊された東京と日本を 新しく立て直す」と、決意するあたり、そうだ、と思いますが・・
都心の真ん中で立ち尽くす「ゴジラ」が、あの後また息を吹き返す・・かも知れません。
日本には、「核」を持つ、原子力発電所があるのですから・・
博士の怨念が呼び起こした「ゴジラ」なのか・・
核廃棄物を、太平洋の海の底に、膨大な数捨てたのが悪いのか・・
課題が残された結末ではないか・・と感じます。
いま、原発再稼働が問題視されています。
再稼働を許していいものか・・ これは考えさせられます。