徒然草

つれづれにさまざま書いています。

水戸城跡の大シイ・・

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水戸城跡の大シイの木
   水戸市三の丸2丁目

二本ともに、スダジイ
樹齢・・二本ともに、400年・戦国時代から自生していたといわれる。
一本目・・樹高・・18.6メートル
      根回り・・4.1メートル
二本目・・樹高・・20.0メートル
      根回り・・6.8メートル
  水戸市指定天然記念物

平成3年、環境省の「日本の巨樹巨木林」にも掲載され、かけがえのない価値を有する巨樹の一つ。
水戸城旧城郭の中にあることから歴史的にも意義があり、現在は、水戸市立第二中学校のシンボルである。
                         (立て看板より)


水戸城は言わずとしてた、徳川御三家の一つ、水戸徳川家のお城です。
初代藩主は、徳川家康公第11子・徳川頼房公です。
その頼房公の子供が、かの有名な光圀公。

いま、三の丸の広大な敷地には、高校や中学校小学校、また幼稚園など、
図書館や裁判所など、公的な建物があり、有名な水戸弘道館などがあります。
きれいに整備され、春の訪れとともに桜が咲き、緑濃い、美しい場所で、
散策がてら、歴史を紐解くのにも、素晴らしい場所です。

この二本のシイは、数々の歴史を見てきたのでしょう。
光圀公や斉昭公も見ていたシイの木かもしれません。
そう思うと、感慨深いですね~~~

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水戸城本丸へと続く橋の上からは、水戸線が見えます。

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坂下門・・

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杉山門・・
門の向こうにそびえているのが、大シイです。

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常緑樹のシイの木、スダジイです。
大変旺盛で、立派です。病気にさえならなければ、数百年生きると言われています。
ここに二本・・決して淋しくは無いでしょう・・・・

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水戸城三階櫓跡地・・











大日本史」編さんの地・・
光圀公の大事業。

事業は江戸駒込邸で始まったが、その後小石川に移し
更に水戸城三の丸に移った。
光圀公が死去した後も続けえられ、全巻完成したのは明治になってからだそうです。
いまは、その跡地のみ残っています。


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水戸城の堀が残されています。
春は一面の桜がとてもきれいです・・

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水戸駅前の黄門様の像。
テレビでおなじみの旅姿、助さん、格さんとともに。
日本全国を歩いた・・と、ドラマになっていますが、主に、江戸と水戸の往復、
遠くは鎌倉・熱海、また、日光東照宮・・
晩年は今の常陸太田市西山荘などへ行き来しただけと言われます。
とても領民思いの殿さまであり、民に慕われたと言われています。
(ものの本によると・・旅は、かごや馬を使ったようですよ。まあ、考えてみても、殿さまですし。笑)


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※ 駐車場は小さなものがそこここにありますが有料。
  私は電車で行き、水戸城跡を歩きました。


撮影日・・2017年4月14日

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