「64」(ろくよん)
主題歌・小田和正「風は止んだ」
原作・横山秀夫「64」
わずか7日間で幕を閉じた昭和64年。
その間に起きた少女誘拐事件、通称「ロクヨン」
昭和64年、一人の少女が誘拐された。
要求の金額は支払った、しかし・・
無残にもいたいけな少女は殺されてしまった。
必死の捜査にもかかわらず、犯人に迫れない毎日・・
時は流れ、時効まで1年と迫ったある日、「ロクヨン」を模したそっくりな誘拐事件が起きた。
昭和64年の時、刑事部の刑事、今現在、警務部広報官として働いている三上義信は
様々な思いの中、あらゆる手を使って犯人に迫っていく。
そんな中、彼は14年前に少女を殺されたその父親に会いに行く。
父親の深い悲しみは、三上の心にも響いた・・
「娘を殺された家族の悲しみが分かるのか・・!」三上のやりきれない声であった・・
64年の誘拐事件発生時、犯人の男の声を聴いたのは、父親だけである。
14年もの間、動きの無い警察をあきらめ、公衆電話から一軒一軒電話する・・
雨の日も、極寒の日も暑い真夏も・・ 分厚い電話帳の細かい文字の電話番号に
電話をかけて相手の声を聴く・・
父親の深い悲しみは、いつ解決できるのか・・
思わぬ展開と、予想外の今回の真犯人にたどり着いたとき、驚愕します。涙涙です・・