「オデッセイ」
監督・・リドリー・スコット
地球から ２億２５３０万キロ・・火星に一人取り残された・・
火星で探査任務中に大砂嵐がやって来た。襲われたクルーたちはすべてのミッションを捨て、
火星からの退避を決めた。
マークはその逃げる途中、飛んできたアンテナに激突し 飛ばされてしまう。
機長は戻る・・と言いはるが、この猛嵐の中、どうしようもなく、また、マークは死んでしまった・・と、
火星を離れてしまう。
ところが、マークはかろうじて生きていた。
怪我を自分で処置をし、火星の基地に残されたものを調べ始めた。
地球から助けに来る可能性は皆無に近い。
しかし、前向きに考える彼は、植物学者と言う知識を生かし、あらゆることを考えに考え抜き、
「水・空気・電機」を確保し、更に、ジャガイモを育ててみる。
次の火星へのミッションは、４年後・・どうにかして、４年生き延べられれば、
地球に帰る事ができる・・そう確信して。
しかし・・・火星の厳しい環境があらゆることを阻んでしまう・・
ある時、地球との交信に成功。
死んでしまった・・と思っていた地球では、大騒ぎになった。
「彼を助けよう！」
しかし・・マークのための追加の食糧を乗せたロケットは 空中で無残に爆発をしてしまう・・
様々な困難に出合いながらも、マークも、地球の面々も、すべてをあきらめなかった・・
はるか彼方の火星にたった一人残されてしまったら・・
地球と交信も出来ず、水も食料も残りわずかだとしたら・・
ひとつの困難に立ち向かい、またそれ以上の困難にも立ち向かう・・
そんなマークのひたむきさが、感動を呼びました。
