さといもの 葉に残りけり 今朝の雨
葉をかざし 遊びしあれは・・幼き日
弟と 里芋の葉で 大はしゃぎ
父母も 姉、弟を 見守りし
ウォーキングをしていて、里芋の葉っぱが目に入りました。 雨の降った朝方です。
大きな葉に雨のしずくが残っていた日・・
何となく、幼いころのことが思い出されました。
4歳違いの弟と、葉っぱを取って、頭にかざしたりして遊んだこと・・・
ああ・・・とても貧乏でしたが、心は豊かだったような気がします。
父も母も、農業が忙しかった・・・でも、いつも私たち、姉弟を見ていてくれましたっけ・・
あの日々は 遠い昔の まぼろしか・・
弟も 父を追いかけ 黄泉の国・・
ひがん花 見れば二人を偲ばれる
彼岸花は終わってしまいました。 この花を見るにつけ、たった60歳で、難病で亡くなった父と、
それこそ、たったの50歳で、この世に見切りをつけて逝ってしまった弟を思います。
なぜ…たった一人の姉の私と、大切な母を置いて
まして・・・かわいい娘たちも残して、父のもとに逝ったのか・・
彼岸花の、真っ赤な花を見るにつけ、愚痴のように出てしまいます・・・
黄泉の国 天使のはしごで 行けるかな・・
雲の間から、降り注ぐお日さまの光を「天使のはしご」と言うのです。
蕎麦の畑に降り注いでいるような・・そんな朝でした。
この天使のはしごを伝っていけば、弟と父に逢えるでしょうか・・・
懸命に、みんな頑張って生きているよ・・・と、伝えたいです・・
きっと・・父と弟は、大好きな酒を酌み交わしているでしょうか。
ちょっと・・・涙が出ちゃった・・・そんな朝でした。(*^_^*)
☆ 川柳とは・・
五 七 五の17音定型。
人事を中心に切り取ることが中心・・とありますが、 専業主婦なために
人事・・は滅多にありません。 川柳も川柳にはなっていないでしょう。
字余り、字足らず・・ごめんください。
全くの素人ですので、「川柳的な・・」となっています。 遊び心です。(笑)