徒然草

つれづれにさまざま書いています。

気ままに・川柳・・⑧

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さといもの 葉に残りけり 今朝の雨

葉をかざし 遊びしあれは・・幼き日

弟と 里芋の葉で 大はしゃぎ

父母も 姉、弟を 見守りし

ウォーキングをしていて、里芋の葉っぱが目に入りました。 雨の降った朝方です。
大きな葉に雨のしずくが残っていた日・・
何となく、幼いころのことが思い出されました。
4歳違いの弟と、葉っぱを取って、頭にかざしたりして遊んだこと・・・
ああ・・・とても貧乏でしたが、心は豊かだったような気がします。
父も母も、農業が忙しかった・・・でも、いつも私たち、姉弟を見ていてくれましたっけ・・


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あの日々は 遠い昔の まぼろしか・・

弟も 父を追いかけ 黄泉の国・・

ひがん花 見れば二人を偲ばれる

彼岸花は終わってしまいました。 この花を見るにつけ、たった60歳で、難病で亡くなった父と、
それこそ、たったの50歳で、この世に見切りをつけて逝ってしまった弟を思います。
なぜ…たった一人の姉の私と、大切な母を置いて
まして・・・かわいい娘たちも残して、父のもとに逝ったのか・・
彼岸花の、真っ赤な花を見るにつけ、愚痴のように出てしまいます・・・

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黄泉の国 天使のはしごで 行けるかな・・

雲の間から、降り注ぐお日さまの光を「天使のはしご」と言うのです。
蕎麦の畑に降り注いでいるような・・そんな朝でした。
この天使のはしごを伝っていけば、弟と父に逢えるでしょうか・・・
懸命に、みんな頑張って生きているよ・・・と、伝えたいです・・

きっと・・父と弟は、大好きな酒を酌み交わしているでしょうか。
ちょっと・・・涙が出ちゃった・・・そんな朝でした。(*^_^*)


☆ 川柳とは・・
   五 七 五の17音定型。
   人事を中心に切り取ることが中心・・とありますが、 専業主婦なために
   人事・・は滅多にありません。 川柳も川柳にはなっていないでしょう。
   字余り、字足らず・・ごめんください。
    全くの素人ですので、「川柳的な・・」となっています。 遊び心です。(笑)

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