徒然草

つれづれにさまざま書いています。

神秘の霊峰・出羽三山めぐり・・②

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月山八合目・弥陀ヶ原の散策・・


二日目の午前中1番は 霊峰月山八合目にある、
弥陀ヶ原(みだがはら)湿原を見物。



ホテルイン鶴岡を8時出発。
下界は今日も猛暑日になる予報・・☆
朝食はバイキングでした。



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ホテル窓から見えた、月山です。厚い雲に覆われています・・
霊峰月山・・1984メートル。
頂上には、月山神社があり、「月読(つくよみ)尊」をお祭りしております。
水をつかさどる農業神として、航海、漁澇の神として、深く信仰されいると言われます。

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月山八合目に向かう道路がまた・・超狭い道路なんです。
大型観光バス、2台はすれ違えない場所のほうが多く、我がバスのドライバーは一人でしたから、対向車のバスがバックしてくれればいいのですが、こちらもバックしないとならないことが多く。
バスのドライバー泣かせの道路。


しかし、超ベテランの方で、
思わず、皆さん拍手する場面や、 バスが止まって待っているのに わざわざ追い越しをかける乗用車に怒ってみたり・・
「どうもご苦労様!」と、ドライバーに声をかける方が大勢いましたよ。(*^_^*)
ツアーも、捨てたものではありませんね。♪

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月山八合目です。
弥陀ヶ原湿原を 花を探しながら歩きました。
標高1400メートル。
ここは高冷地のために 枯草が腐ることなく積み重なって、
およそ1万年。
泥炭層の大きな湿原・・

様々な高山植物の宝庫として、また野鳥などもたくさんいると言われています。

気温18度・・
下界とは打って変わって寒いほど。しかも霧が出て風もあります・・

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細い木道を歩くことおよそ1時間・・
それでも花たちに出会えました。晴れていれば、視界もあり、大変きれいな場所だと言いますが、 風が吹き寒いのと 道が悪いのとで・・
皆さん足元を気にしながら
歩きました。






キンコウカ・・


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こうした小さな湖沼が点在していました。

あたかも…神々の御田を見るようだ・・と言われます。
「いろは48沼」と言われ、
大小の沼などがあるようです。

高山植物の宝庫・・
特に6月から8月がいいとされています。





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弥陀ヶ原湿原の中央に鎮座しています「御田原(みだはら)神社」です。
ここでちょっと・・・ホッとしました。

御祭神・・櫛名田比売(くしなだひめ)
稲田の守護神・豊穣の神様





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神社の前のうさぎさん・・
月山神のお使い。
また、月の精・・と言われ、
悪運から逃れる力がある、とされています。





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神社を過ぎると、石の道・・
この道がゴロゴロとした石で、
結構気を遣いました。

弥陀ヶ原湿原の木道と石畳は、およそ2キロ。
足元が悪いのでおよそ1時間とされます。
涼しい・・と言うより、寒いような気温・・


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それでも、雄大な草原を見るにつけ、神様がいらっしゃるような、そんな気がした1時間でした・・
風に揺れる草原もとてもきれいな感じを受けました。




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帰り着いて皆さん、ホッとしました。
でも、誰もが、「神様に会ってきた・・」と、いいお顔でしたよ。(*^_^*)

バスに戻り、また細い道を下って、今度は、「羽黒山・三神合祭殿」を目指しました・・続く^^




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