第7回
スロータウン鯨ヶ丘
ひなまつり
3/1~3/31まで
始めて訪れました。
和暦の時間が流れる街・・
鯨ヶ丘のひなまつりです。
街をあげての歓迎ムードの中の ひなまつり・・
その第一回です。
第一回目は 心から見たかったお雛さま、「桂びな」です。
「桂びな」とは・・・
代々制作が続けられてきた 旧桂村(現城里町)より、名前が付けられたお雛さまです。
雛の体部を一貫して手作りで制作する その製造方法と技法が高く評価され、
平成3年には、「茨城県郷土工芸品」に認定されています。
「かさねの色目」という、平安時代に確立した色の組み合わせ。
主に使用するのは、西陣織。
しかし、県の伝統織物の、結城紬や、生地の裏には「西ノ内和紙」を使用するなど、
地元の素材を利用しています。
90年以上の伝統を誇る「桂びな」。
凛としたとても美しい表情、そして、その重ね着の装束は とても美しく引きつけられます。
御ひな祭りの時だけでなく、お部屋のインテリアとしても飾りたい、そんな雛たちです・・
装束の色使いが とてもすてきで・・・魅入ってしまいました・・
「桂びな」の展示は、
鯨ヶ丘の街の中の
「梅津会館」にあります。
会館の中には、手作りの吊るし雛も多く飾られてありました。
係の方々もとても親切で、
笑顔で迎えて頂きました。
まず、梅津会館の雛たちを拝見しました。
その後、車を置いて、スロータウンの街中をじっくりと拝見しました。
とても古い建物が混在する、鯨ヶ丘。
雛たちと、厚い人情と・・
それらは、また次回です・・
撮影日・・・2015年3月上旬