徒然草

つれづれにさまざま書いています。

タモリの「TOKYO坂道 美学入門」

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新訂版
「TOKYO坂道美学入門」


江戸の坂道はおもしろい・・


講談社版・新訂版
2014年3月第4刷発刊







ブラタモリ」が好きなんです(笑・・・)
ご存知ない方もいらっしゃるでしょうけど。
NHKで放映していた番組です。

タモリさんが、主に東京都内ですが、 古地図に載っている箇所を歩いて、いまも残っている江戸時代などの場所を 発見して、「な~るほど~~」と、感銘するような・・番組。(笑・・・)
その彼のとても素晴らしい「博識ぶり」に、こちらも感銘して見続けました。

想いもかけなかった場所に、江戸のいろいろなものが残っていて、
新しい街並みと、超古いものが、混在し、 なにげなく、そこにある・・・と言う、
とても素晴らしい番組でした。
ずっとそれを拝見していましたが、 最近になって、今年、タモリさんが京都の街を歩く「ブラタモリ」を
放映しました。
その時、また、この番組をやる・・との事で、嬉しい限りです。

ブラタモリ、の本は、出版されていないようで…ちょっと残念。
それで、これを見つけました。
東京の街中の、「坂道」を特集した本です。
彼の博識ぶりを垣間見られるもので、昔から坂道が多い東京、それを事細かく丁寧に案内したものです。

坂道なんて・・と、思いますが、昔からあった坂道を、いまもちゃんと利用しているなど、
興味が尽きません。
それぞれに、坂道の名前もついていて、知らなかったことばかりです。

福山さんの「桜坂」等も、「ここかあ・・・」と、納得。
いにしえ・・・
江戸の庶民も歩いたであろう、急坂や、お大名の馬が息を切らした坂道も、
いまに至っているようです。

タモリさんの「よい坂」の条件・・
1・急こう配・・
2・湾曲している
3・まわりに江戸の風情がある・・
4・名前に言われがある・・



あらためてこの本を見て、「お笑いのタモリ」さん・・と、全く違う博識ぶりを垣間見させていただきました。
人間・・・表面上だけでは分からない事ってあるんですね。
ブラタモリ」、とても楽しみにしている私です。



本の中の手書きの地図は、タモリさんの手によるものです。
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