先日、私の実家の 弟のお嫁さんと、埼玉の川越に嫁いだ娘さんがやって来ました。
義妹・そして、姪になる訳ですね。
とても明るい彼女たち、姪には二人のお子もいます。
私の弟が、自ら天国に行ってしまった、あの当時は、私もいろいろと悩みました。
でも、義妹にしてみたら、夫。姪には父ですから、かなり悲しかったことでしょう。
それでも、私はそこまで考えられなかった・・・様な気がします。申し訳なかったな・・
その後も、いつも「お姉さん、おばさん・・」と、慕ってくれて、ありがたいと思っています。
川越のおみやげや、 お嫁さんのご実家の鹿児島県のおみやげをたくさん抱えて。
まあまあ、孫たちも大きくなり、嬉しかったです。
話しの中で、私の中学時代の親友の事に及びました。
最近会わないので・・病気かな・・と。
今年の春に 具合が悪いような事を親友が言っていたのです。
それで、電話・・よりは手紙・・と思い、出してみました。
一週間後くらいに、彼女から電話があって、「手紙を貰って嬉しかった」と言いました。
「気分がすぐれずに、落ち込んでいる・・」と。
その時話してくれました・・実は数か月前に、癌の手術を受けた事。
それはきれいに取ったらしいのですが、数か月は、抗がん剤を打たないとならず。
その注射をすると、気持ちも悪いし、起きていられないそうです。
彼女は「ハス農家」に嫁いだようです。
家内的なお仕事です。
年末に向けて忙しくなる時期、毎日具合が悪くて、寝たり起きたり・・
姑もいますから なかなか大変らしいです・・
寝ていたい時も寝ていられない・・と。
何も考えられないし、前なんて向けない・・と言います。
花が好きで、園芸センターで買って来たりして、眺めるようです。
仕事が忙しくて、他に趣味らしきものもできないと。
病気で辛い時、なんと言っても家族の支えではないかな・・と思います。
私も入院・手術をした時、同居の義父が寝たきりでした。
「どうするの?」と、姑が言いました・・・それを今でも覚えています・・
でも、まずは自分が少し・・前を向かないとなりません。
抗がん剤が無くなれば、きっと調子も良くなるでしょうし。
いまは、何を言われても、横になったり、花をいっぱい買ってきて愛でたり・・
食べたいものを食べたりしたらいいかな・・・と、言いました。
電話ですが、「声を聞けて、言って貰えて本当にうれしかった」と、言いました。
「がんばりすぎないこと」・・と、私も言いました。
来年は気分も良くなるはずです。「必ずお茶でもしようね!」と、約束をしました。
その時は、お花を持って行きましょう。
かわいい花がいいでしょう・・
本当は・・早く良くなって・・と言いたかったけど、「少しずつ前を向いて・・・」と言いました。
彼女とは本当に最近住所などが分かって、連絡をしたばかり。
貴重な私の友人なんです。
こういった病気も、あとあとまで薬を使うんですね・・
いまの時代の事ですから、きっと気分の落ち着く時がやって来ると、私も信じています。