徒然草

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春を背負って・・


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春を背負って


監督・撮影・・木村大作 (剱岳 点の記)






標高3000メートル、立山連峰を舞台に描かれた、
家族の物語です。








立山連峰で山小屋・菫小屋を営む厳格な父が、遭難した人を助け、自分は亡くなってしまう。
息子の亨は、厳格な父から遠ざかるように、金融の世界で会社の歯車として働いていた。
父の訃報を受け、帰郷した時、母は、気丈にも、「あなたの道を・・」と言います。

父が残した山小屋と、山小屋で働く父の仲間たち・・その中に一人の女性がいた。愛である。
山中で遭難しかけた時、亨の父に助けられ、今は、菫小屋で働いていた。
父の想いに触れた亨は、山小屋を継ぐことを決意。

父の友人のゴロさんのアドバイスを受けながら、新しい人生を歩み始める。

いくらか慣れてきた頃、ゴロさんが事故に合い、麓まで背負って連れていく事を決意。
風吹の中、亨は愛と共に、ゴロさんを背負い、一歩・・また一歩・・険しい雪の中を進んで行く・・



慣れない険しい山での生活に悪戦苦闘の亨。
そして気丈な母と、亨を見守る愛と山の仲間たち・・
立山、黒部のとてもきれいな 壮大な風景も素晴らしいです。
山を一心に愛する彼らたち。
とてもいい映画だと感じました・・



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