徒然草

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時の流れに・・・石船神社

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石船神社(いわふね)
茨城県小美玉市小岩戸地内

美野里町の地区の神社です。
欅の巨木がある・・と、ネット上にありましたので、見に行ってきました。
迂闊にも・・・美野里町内の事でも、自分の地区以外は知らないものだと、つくづく思いました・・

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お社は改築中でした。 お社の横の大きな杉の木は切ったのか倒れたのか・・ありませんでした。
また、大きなケヤキの姿も無く、驚きました。
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下の写真は、2010年のものです。
この時、桜を求めて見に行き、数枚写真を撮っていました。

御社殿の向かって左が、大ケヤキ
樹高・・18メートル
幹周り・・6.9メートル
推定樹齢・・600年・・
美野里町指定天然記念物

御社殿右側の杉の木・・・
樹高・・20メートル
幹周り・・5.7メートル
樹齢・・300年以上・・

ご覧のように、社殿の両側に、凛々しく立っていました。

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社殿の前にあった、「由来の碑」をよく見ますと・・
「自慢の大木の大ケヤキ、しかし、樹勢が衰え枯死まで、数年と・・・
よくよく検討を重ねた結果、やむを得ず、伐採としました・・・
平成24年10月に伐採を致しました・・」
・・と、書かれていました。

伐採をするにあたっては、本当に苦渋の決断ではなかったか・・・と思われます。
代々、地区に伝わってきて、ご神木とあがめてきた木たちを切ること・・
私も地域に住み、地区の神社の氏子でもありますから、よく分かります。
ケヤキも、社殿横の杉や、前にあった杉も、天寿を全うした・・という事でしょう・・

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そして・・・社殿後ろ側に、これも立派な杉が。
新しいご神木なのでしょう・・・
またちょっと離れた場所の、こちらも大ケヤキです。
祠もあって、大切にされてきたものなのでしょう。
地区では、石船神社を心の支えとしてずっと・・・共に暮らしてきたのです。
きっと、これからも・・・子々孫々まで。

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撮影日・・欅と杉の写真 2010年04月

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