徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「法隆寺・祈りとかたち」展・・①

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東京芸術大学・美術館で開催されている 企画展に行ってきました。
法隆寺・祈りとかたち」 6月22日まで。

世界文化遺産法隆寺は、聖徳太子の開創後、1400年以上にわたり、危機を乗り越え信仰を集めてきました。
いずれも国宝の、吉祥天立像・毘沙門天立像のほかに 貴重な品々が展示されています。
特に、その他では、1949年・金堂の失火により焼失した 壁画の模写が、展示されています。

「鈴木空如」・・・彼は無名の方でした。
彼はこの壁画に魅了されてから、何年もかけて金堂に通い 綿密に、模写を続けた方です。
皮肉にも、彼の残した数々の等身大の模写があったために、 その後、金堂壁画が再現されたそうです。

その空如のすばらしい模写が数点展示されています。
その迫力はいかばかりか・・・涙が出ました・・
一生の思い出となる事でしょう・・
壁画模写をお見せする事が出来ません、残念です。


NHK・日曜美術館
「祈りの仏画・鈴木空如と法隆寺金堂壁画」

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藝大の正門横の門。 大きな柱と、瓦屋根、そして、邪気を追い払う鬼瓦などが見事な門です。


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上野の公園内の大きなイチョウの木・・
濃い緑一色に彩られていました・・

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黒田記念館。やはり藝大の近くの建物。
日本近代洋画の父と言われている、黒田清輝は 大正13年、没する時、遺産の一部を後々役立てるようにと遺言しました。
それを受けて、昭和3年、竣工したのが、黒田記念館。遺族の方々から寄贈された遺作を展示。
油彩画・126点、デッサン・170点、その他たくさんの遺作を所蔵しています。

黒田記念館の設計者は、東京美術学校教授であった、岡田信一郎氏。
歌舞伎座などで知られた方のようです。
古い様式の建物は、いいものです。好きですね・・・


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藝大美術館の近くにある大きな建物。 通称『上野図書館』として多くの方に親しまれてきた
国立国会図書館支部上野図書館の建物を再生したもの。
当時の建物の中も すばらしい・・と聞きました。
涼しくなったら見に来よう・・と思います。


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いま、立葵が盛りですね~~ 上野公園内や、子ども図書館などの前にきれいに咲いていました。
紫陽花などは雨に似合いますが、立葵はやはり青空がお似合いのように思えました。
さすがに・・・・暑かったです。(〃▽〃)




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