徒然草

つれづれにさまざま書いています。

藁の楯・・

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藁の盾
 
原作・木内一裕「藁の楯(わらのたて)
 
 
 
 
 
日本全国民が・・敵になる――
 
 
 
 
 
 
 
「この男を殺してください。御礼として10億円お支払いします」
全国誌に掲載された全面広告・・

それは連続殺人犯の前科のある男に かわいい孫娘を殺された
財界の大物からの国民に向けた復讐の号令だった・・
幼い孫娘は、性的犯罪歴のある男に、無残にも殺され遺棄された。
その男は過去にもその犯罪を犯しながらも、刑期を終え出所したばかり。
直ぐにまた同じ犯罪を犯した、いわば人間の「クズ」
 
しかし・・
身の危険を感じた犯人は福岡で自首。
東京の警視庁まで移送することに・・
いまや、日本全国民が この男の命を狙っている。
そんな中、移送チームが結成される。
SPの銘狩(めかり)と、白岩(しらいわ)たち・・
移送距離1200キロ、1億2000万人の「敵」を前に、
特別移送チームの、過酷な移送が始まる。
誰一人として信用が出来ない中、移送チームの仲間をも、疑う事になってしまう・・・
そして・・一人、また一人・・と、「クズ」を守る側の人間が死んでいく・・
 



10億円の殺人依頼報酬・・・
そう聞くと・・・人間だれしも動かされるもののようです。
移送が始まって、「クズ」を殺そうとする人間が失敗しても、
 一億円の報酬などが支払われます。
孫を殺された方としては 確かに憎悪はあると思います、しかもかなり無残に・・
考えさせられる映画です。
 

「クズ」の命と、俺たちの命と、どっちが大切なんだ!」・・
「クズ」を命がけで守らなければならない側の声が 悲鳴となって聞こえます・・
 
大沢たかおさんも、いい俳優さんになりましたね。
また、「クズ」役は、藤原竜也さん、すごかったです。
 
エンディング曲、氷室京介さんの 「NORTH OF EDEN・・・・
しっとりした曲で 良かったですよ。 (〃▽〃)
 
 
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