石岡のおまつり 「ささら」
３日目最後のパレードは「還幸祭」
午後２時 年番の仮御殿から
初日とは逆に幌獅子や山車たちが
町内を練り歩きながら總社宮に帰っていくパレードなんです。
いったん帰って儀式をすませ、獅子や山車は今度は自分の町内に戻るために市内に戻り夜まで演舞します・・・
その總社宮に戻る儀式のパレードにも、順番というものがあるようです。
まず一番が 「ささら」です。 この「ささら」を見たくて３日目も行ったわけです～～～(笑・・・)
「ささら」とは・・・
格式が非常に高くて、「７度半 お迎えに行ってやっとお出ましになる」・・」と言われています。
７度半・・７回行っても来てくれなくて、８度目にお迎えに行くと、
途中まで来てくれていた…という事らしいです。(〃▽〃)
舞台は神社札、稲穂、榊・・・などで飾られています。
また八咫烏（やたがらす）の幕が張られています。
ちょっと怖いようなこの三匹のお獅子・・・
老獅子・若獅子・女獅子・・・の三匹。 黒く黒漆が塗られています。
シャモの羽根で覆われ、老獅子・若獅子には頭に長い角があります・・
石岡の「ささら」は 人間がかぶっているのではなく、本物のお人形なんですよ。
屋台の中では １０人ほどの囃子連がいて、このささら獅子を操っています。
笛と太鼓のお囃子の中で この三匹の「ささら」が 見事に踊ります・・
石岡ではこのお獅子の事を「ささら」と呼び、親しんでいるようです。
「富田町」のみ この「ささら」はいます。
常に大行列の先頭を行く「ささら」、 見ごたえたっぷり。
初日は總社宮で 下に降りる様なので・・・一度見てみたいな・・と思っています。
かっこいいお獅子ですもの。 憧れています・・・(笑・・・)(〃▽〃)
「ささら」の次は露祓い獅子が行きます。
露祓いとは・・
貴人や神霊などといった高貴な者を先導すること・・
土橋町の幌獅子。
初日も最終日も
ささらの次に進みます・・
仲之内町の幌獅子・・
土橋町とともに神輿の
露払い獅子をつとめます。
お獅子もなんとなく誇らしげですねえ～～～♪
踊りながら進んでいきました。
次は「祭り太鼓」の登場・・
小さなお子が 太鼓をたたいていました。
太鼓の上には鳳凰・・・
そして・・・お神輿も總社宮に帰って行きます・・・
「わっしょい！ わっしょい！・・」 若い氏子たちの掛け声も勇ましかったですよ。
も 神輿のあとについて戻って行かれました・・
真っ赤な和傘が とても印象的でした・・
幌獅子たちも勇壮に總社宮に戻ります・・・皆さんまだまだ夜まで活躍しますから、
まだまだ元気そのものです。(笑・・・)
あ・・こちらは「子ども獅子」。 お子たちが操っていました！
幌獅子の次は 巨大な山車も總社宮に戻ります・・
舞台上の ひょっとこやおかめ、きつね等など・・面白おかしく舞っていましたよ。
汗がね～～～ 飛び散っていました、皆さん懸命なんです・・・
お面の下は、たぶん、男の方々でしょう・・・(〃▽〃)
関東三大祭の一つ、常陸総社宮大祭、みなさんは「石岡のおまつり」と親しんで呼んでいます。
３日間にわたっての大きなおまつりも終わってしまいました・・・
今頃は・・・お神輿も 幌獅子たちも、そして 山車のお人形も、ゆっくりと眠っているでしょう・・
なによりもご町内の方々は さぞや、ホッとなさったでしょうね。
私も見る側として、若い頃は只々見ていただけでしたが、
歳をとってきますと、その大変さや、皆さんのこのおまつりにかける意気込みなど・・・
いっぱい伝わってきて、感動します。
だって・・・人がいなかったら、これらのものは動かないただの人形なんですものね。
本当に「ご苦労様」と言いたいです。
また来年も獅子や山車たちに会えるのを楽しみにしています。
たくさんの写真をご覧いただいてありがとうございました！
とても励みになっております～～～～(*´∀｀*)～♪
