徒然草

つれづれにさまざま書いています。

お墓参り・・

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今年は新盆で忙しかったので(心の中も・・) 実家のお墓参り 遅れちゃいました・・
早朝に行ってきましたが、もうどなたもいません・・
でも静かな時を迎えていました。
 
ここは地域の共同墓地です。
父と母は戦後長野県現・飯田市から開拓農民としてここに入植しました。
長野県から茨城のこの地に入った方々は およそ80家族・・以上だったと思います。
当時はこの地は山林で お金もなく借りて土地を購入。
自力で開墾し田畑を作りました。
並大抵の苦労ではなかったのです。
 
でも子供の頃の私たちは 貧乏が当たり前で育ってきました。
そんな中、母は良く歌を歌っていました。
そして父は、そんな明るい母に支えられて頑張ってきました、寡黙な父でした。
 
父は難病でたった60歳であちらに行きました・・・
母は一年間泣いて暮らしました。
私の弟も50歳で父の元に行ってしまいました・・・
なんで行ってしまったのか・・・悔しいです。
 
新しいお墓には父と弟がいます。
最近は行くとやっぱり涙が出ます・・・私は父の年を超えました・・・
精一杯父の分も、弟の分も生きて行かなくてはなりません。
主人は・・・
「大丈夫だよ! ずーーーっとお前は生きているだろうよ」って・・・言います。
それって・・・・妙に・・変に聞こえますがねえ・・・(笑・・・) (〃▽〃)
 
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帰り道、「高浜の入江」近くの橋で こんな風景に出合いました。
この日、空にはいっぱい夏雲が出ていて、とてもきれいでした。
その大空を行く、ハンググライダーです。
なんか・・・すごくすてきでした・・・
天国に近い・・・って、思わず思っちゃいました。(笑・・・)
 
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ハンググライダーはあっという間に
遠くへ行ってしまいました。
きれいな筑波山が・・・
ここの入江は 夕日がきれいな事で知られています。
この日はこの雲の多さ・・・
でもきれいな大空の向こうに
紫峰 筑波の山が・・・
いい風景で、大好きな場所です。
 
秋でもないのに、こんなにすっきりと
山が見えました。
手前の川は 恋瀬川です。
 
 
 
父と弟が今も健在だったなら、いったいどんな顔をしていたでしょうか。
私は足しげく 実家に行って遊んでいたでしょうか・・・
でも、そんな事を考えても仕方ありませんね。
 
いま、私は孫もいますし、 主人も健康でいます。
幸せだ・・・と、思います。
後ろは振り返らず、いまを生きて行こうと思った…この日でした。
 
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