ＴＩＭＥ （タイム）
すべての人類は
２５歳で成長が止まる・・！
すべての人間の成長が２５歳でストップする近未来
世界を支配しているのは「時間」だった・・・
現代とあまり変わらない近未来。
しかしその世界は、「通貨」の代わりに「時間」だった。
人類は科学技術の発展によって老化を克服。
両親も兄弟姉妹、友人も同僚も・・全て、外見が２５歳・・という社会にあって、
「富裕ゾーン」と「スラムゾーン」に分けられていた。
誰もが左腕に埋め込まれた体内時計が「余命の時間」を刻んでいる。
富裕ゾーンの人間はいくらでも余命を買う事が出来るが、（死なない）
スラムゾーンの人間は ２５年間生きて余命を買えないとバタバタ・・・と突然死に至る。
「タイムゾーン」という境界線があり、殺人の疑いをかけられた青年ウィルは
永遠の命を得るために その境界線を越える。
そこで彼が見たものは・・・
今まで見た事も無いような贅沢な生活と、永遠の若さ・・・・
それらを無駄に使って豪遊している民族だった。
一分でも寿命がほしいウィルは思い切った作戦に出る・・・
それは、目の前で寿命（時間）の無くなった母を亡くしたウィルの悲しみから・・・なのかもしれなかった・・
途方もないスリル満点の映画でした。
貧乏人はいくら働いても貰える時間はほんの少し。
更に物価上昇で 数分単位の時間しか貰えない事も。
富裕層と貧乏人の、大きな違いが なぜそうなったか・・と考えさせられます。
悲しい世界です。
この世界はお金は一切ありません。
ただ時間を売り買いするのみ・・・・です。
恐ろしい世界です。
こんな世界なら不老不死はいらない・・・と思えます。
