徒然草

つれづれにさまざま書いています。

孫っちの・・「転園」に思う事。

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桜は、福島県いわき市の「田人の石割桜」なんですよ。
お写真は・・・いわき市にいる、長男の作品なんです。
 
市指定保存樹で樹齢は300年以上
高さ約14m、幹周り5m
巨大な根からは太い幹が何本も左右に広がり、無数の小枝を張っている。
遅咲きの桜としても有名。
 
なぜ、この「田人の石割桜」をのせたか・・・と言いますと。
 
6月1日付けで、長男が転勤になっったから・・・なんです。
およそ3年と7か月を過ごしたいわき市から、 東京の新宿支店に決まりました。
あの大都市新宿です・・・
 
思えば、長男はいく度も転勤してきました。
就職し茨城県土浦市にいましたが、その仕事ぶりを認められて、宮城県石巻市
突然転勤になりました。観光でしか行った事の無い石巻市
長男は、交際をしていた今の嫁っちも連れて行ったのです。
てんやわんや…の数日でした。
 
そしてその後、青森県八戸市へ。
あまりの遠さに 嫁っちのご両親も私たちも声が出ませんでした・・・・
でもその八戸市で、待望の孫っち誕生となり、八戸市は忘れられない土地にと変わりました。
1才にならないうちに宮城県仙台市に転勤。
そして、いまのいわき市にやって来て、3年7か月。
長男はいわき市「いわき百景」というブログにも打ち込みながら
たくさんの方々に支えられて今に至りました。
 
孫っちは3歳で幼稚園に入り、活発な元気な女の子として成長してきました。
 
悲しい事がおきました・・・・
長男はいわき市石巻市八戸市仙台市・・・と、海岸線一帯に
 多くのお客様や親しい方々がいました。
「涙が出る・・・だって・・なんにもなくなった・・・」
 
長男のいる会社も大打撃だったのでしょう。
異例の会社内改革に踏み切ったようです。
長男は今までの成績を買われ、大きな新宿支店に抜擢。
 
「XX君、そろそろ関東に来ないか」と、
上から耳打ちされた…と、電話があった時、勝手に「茨城!!??」と、思ってしまった私。
長男一家は、ゆくゆくは我が家の後を継いでくれる事になっていますから、
孫っちの小学校も、我が茨城で・・・と思っていました。
でも、新宿・・・・と聞き、ショックでした。
 
でもまあ、まだまだ私たちも元気ですし、今すぐ帰って来なくても…と、思い直しました。
茨城に帰ってきたい…という事は、会社をやめなくてはならないでしょう。
いま、この不景気に仕事も地元で見つかるとも、思えませんし。
 
昨日、「マンションも都内の下町に決まったし、緑が多くてとってもいい所だよ。
幼稚園も近いし、大丈夫」と、電話がありました。
ホッとしました。都会での生活も、下町の郊外なら大丈夫かしら…と思います。
 
でも一つ心配なのは・・・・
孫っちの転園です。
今までお友達はいっぱい、幼稚園生みんながお友達でした。
元気で活発な孫っちですが、新しい幼稚園で悲しい事はないかしら。
お友達はすぐできるかしら。
先生もやさしいかしら・・・次々心配事って出てくるものです・・・
 
小学校も来年から。
そのうち、都会暮らしも慣れるかしら。
 
「パパの転勤が悪い!」と、思っちゃいますけど、パパはパパで、
「新しい大きな支店でやっていけるかすごく不安」と言うし・・・
嫁っちもまた、一からお友達を作らなくてはならないし・・
転勤族の、辛い所でしょうか。
 
今は、無事に転勤転居が終わり、幼稚園に入って新しい生活をして、
夏休みに逢えること、それが次の望みですね。
 
田人の石割桜のように 石を割って懸命に生きるこの桜のように
元気に頑張ってほしい・・・・と、考えます。
もちろん、何かあれば、力になるのは「親」なんですよ。
それを忘れずに、東京で頑張ってくださいね。
 
そんなエールを贈っています。
 
 
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去年の6月に 私の還暦お祝いに 孫っちの描いてくれた「田人の石割桜」です。
桜の花、1枚1枚を丁寧にぜんぶ貼ってくれたり、ばあばと大和っちを
桜の下に描いてくれたりした、思い入れのある桜なんです。
 
 
 
パパ・ママ・・・・ 孫っちの事どうぞよろしく・・ね!  ばあばより。