徒然草

つれづれにさまざま書いています。

僕と妻の1778の物語・・

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監督   星 護
 
主演   草彅 剛
    竹内結子
      大杉 連
      風吹 ジュン
 
余命1年の妻に 僕は何ができるだろう・・・
 
SF作家の 朔太郎は 銀行員の節子と、仲良く暮らしています。
朔太郎は小説のストーリーを考えだすと、もうそれしか頭にない・・っていうような性格。
でも、節子はそんな彼を励まし、優しい目で見つめています。
 
そんな日、急に腹痛を起こした節子は病院で緊急手術を・・
彼女は「大腸がん」に犯されています。
医師の話は「がんは全身に転移、もって1年・・」・・と。
朔太郎は悩みます。
でも節子を励ますために、「必ず治るからね」と言います。
 
「何か彼女のためにできないか!?」
悩む朔太郎。
そして思いついたのは、毎日毎日、「笑える小説を3ページ書こう!」と言うもの。
医師に、「笑う事で免疫力が上がる事も・・」と言われた言葉を思い出したのです。
そして、彼女への彼女だけの為に3ページの小説を書き始めます。
「これ・・コラム?」
「ううん、小説だよ」
「だって、コラムみたい・・」
節子が笑うと、朔太郎も「よし!!」と思います。
 
でも、毎日の小説はかなり大変・・・
医師に言われていた1年が過ぎ、2年が過ぎ・・・
「やっぱり笑う事で免疫力が出たんだ」と、必死になって書き続けるのです。
ただひたすら、大好きな節子のためだけに・・・
 
 


結末は分かっている内容です。
分かってはいますが、物語に引き込まれてしまいます。
1778の物語…というと、何年になるの??って、思います。
1年・・・と言われた彼女は1778の物語を見ていきます。
切ないです・・・・
やっぱり泣けました・・・
 
がんと言う病は、若いからこそ早く進行します。
「生きたい・・」と「生きてくれ!」と、願います。
家族がそうなったとき、朔太郎のようになれるでしょうか。
いいえ・・・この物語のようにはなれないでしょう。
でも、精いっぱい生きたい…と思うでしょう。思いたいです・・
 
節子は心から幸せだったのね・・・と感じますイメージ 2