徒然草

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シャーロック・ホームズ

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史上最強の名探偵、最強の事件に挑む!

1891年ロンドン、若い女性を狙う連続殺人事件が起きる。
不気味な儀式を思わせる手口は謎に包まれ、警察は解決の糸口さえつかめないでいる中、
シャーロック・ホームズの超人的な洞察力で犯人を追いつめ真相を突き止める。
その犯人とは、ブラックウッド卿、そして、彼は絞首刑に・・・
その死亡確認をした医師は 沈着冷静、優秀な相棒ジョン・ワトソン医師だった。

しかし・・
埋葬した墓が壊され、ブラックウッド卿の遺体が消え去っていた。
「甦った」・・そのうわさは街中に広がり、人々は恐れおののくのだった・・
そして、事件は最強の謎へと発展していくのだった・・

個人的に「シャーロック・ホームズ」が大好きで コナン・ドイルの本を読みふけった事も。
テレビシリーズも欠かさず見、DVDも持っていますが・・
シャーロック・ホームズは、全く新しい人格に生まれ変わっています。
頭脳明晰・超人的な洞察力・記憶力・推理力等などは変りませんが、
非常に「強い」です。
悪と戦うその時、彼の俊敏さも現れます。

非常にスピード感のある映画に仕上がっています。
最強の敵と出会ったとき、ホームズの頭脳はめまぐるしく回転し、推理をし、
そして卿を追いつめていきます・・

彼は口下手です。
ワトソンを頼りきっています。でも・・口下手なんです。
そんなホームズを信頼しているワトソンもまた、彼を心配して事件にかかわってきます。
ホームズとワトソン、すばらしいコンビ・・相棒なんですね。

ホームズの私生活も描かれています。
あんなに頭脳明晰でも、部屋は散らかり放題、人のものを無断で着てしまう
どんな実験でも部屋でやって、大騒ぎを引き起こす・・・
「やっぱり、人間なんだ・・」って思わせます~~~(笑・・)

1890年代のロンドンの町並みも興味のあるところです。
世界の中心地だったロンドン、しかし悪がはびこり、不潔な路地裏・・
そして、ホームズの唯一愛した女性・・

とても面白かったです。
最後のシーンで「モリアーティー教授」の名がさりげなく出てきます。
この「モリアーティー教授」こそ、ホームズの最大の強敵となるはず。
続編を匂わせます・・・・