徒然草

つれづれにさまざま書いています。

恋瀬姫に逢いに・・「いしおか雛巡り

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いしおか「恋瀬姫」は去年の七夕の夜に生まれたんだそうです。
石岡の歴史と市内を流れる恋瀬川をイメージして、筑波山のシルエットと
野バラを背景にし十二単を身にまとったかわいらしい乙女。
キャラクターづくりは 一年前から取り組み、デザインを東京都在住の
イラストレータ和馬村政さんに依頼した。

「恋瀬姫」は悠久の時と恋瀬川流域の豊かな自然より生まれた超自然的存在の美しい乙女。
身にまとう「十二単」は奈良・平安の時代より栄えた歴史ある石岡を象徴し、野バラをあしらった髪飾りは「大地の恵みの釵子(さいし)」とよばれ、安全で豊かなくらしを与えてくれます。
いにしえより石岡を見守っており、困っている人を見ると手助けせずにはいられない。特に恋の悩みには敏感で、手にする桧扇(ひおうぎ)で恋の願いをかなえてくれます。

今年のおひな祭りはこの恋瀬姫の初節句・・なんだそうですよ。
  石岡市観光協会 HPより

「防人(さきもり)・還る」と銘うち、たくさんのおひな様が。
防人の任を終えた東国の武士たちを乗せた船が還って来ました。
船上の人々は返ってきた喜びに沸き、無事を祝う石岡の町は、いままさにひな祭り。
祝いの宴は延々と続くのでした・・
船の旅は大変な危険を伴ったそうです。帰ってきた時はみな涙を長し喜んだと言われています。
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お祭りで有名な総社宮のおひな様。
総社宮は ひっそりとした森の中にあります。
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楽殿に飾られたおひな様達・・
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社務所の中には大正14年のおひな様が・・
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総社宮といえば 「獅子頭」です。
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雛人形たちのチェスの一場面。
キャプテン・セバスチャン率いるパイレーツ達は黄金の国ジパングで世にも美しい人形を手に入れた。
その夜、乗組員たちは退屈になり 人形達をチェスの碁石に見立てた。
時を忘れて物語は進んでいくのだった・・
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今年も私の「雛掛け軸」飾りました。
年代物の掛け軸のおひな様、うりざね顔のおひな様です。
女びなは髪を結ってないんですね~~~
1年に数日だけ逢う私だけのおひな様です。
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今年は町なかの2ヶ所で 物語風におひな様を配置していました。
その物語を聞かせてくれる方もいます。
「あの雛は 船に酔っぱらっちゃったんだな」とか。(笑・・)
新しい展示の仕方ですね、面白いです。
お雛様も、ただ前を向いている姿からは想像もできないほど、生き生きとしているようでしたよ。

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