徒然草

つれづれにさまざま書いています。

クリスマス・キャロル

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スクルージは 金が命、只ただ金を儲ける事で有名な、町一番の嫌われ者。

明日はクリスマスという日、募金に訪れた男性に
「貧乏人は死ねばいい!余計な人口が減る!」
と、悪態をつき、彼の元でただ一人働いているボブには、
「クリスマスに休みをくれ?それでも給料をやらねばならないのか!」と
冷たく言うような人物だ。

それはクリスマスの夜に彼におこったとても不思議な物語。

その夜、彼の元に現れたのは 以前仲間として働いていた男の亡霊。
金の亡者だった彼は死んでから大変悲惨な姿となって、さまよっている・・
スクルージに目を開かせたい・という思いから現れた彼は、
「今夜三人の亡霊が現れる・・・」と告げる。
そして、それからスクルージは「過去」「現在」未来」の亡霊に悩まされる事になった・・・

「あなたはあの日、泣いた事を覚えていますか?」
「これからの未来を あなた自身の手で変えられますか?」

簿記係のボブの息子が スクルージのせいで死んでしまうであろう・・と
告げられた彼が取った「未来」とは???



なんとも不思議な映像でした。
人間なんだけど、アニメの中の人形のような・・
人形だろうけど・・人間のような??

金の亡者として生きてきたスクルージの過去を見たとき、
そして、自分のたどってきた道を振り返ったとき、
未来に見える自分の道を見たとき・・・
涙が出てしまいました。

2時間のこの映画の中にはいろいろなメッセージが秘められています。
クリスマスに、ぜひ見てほしいと思える映画でした。