徒然草

つれづれにさまざま書いています。

「HACHI・・約束の犬」

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「HACHI」・・リチャード・ギア



アメリ東海岸郊外、ベッドリッジ駅。

日本から飛行機でやって来た小さな子犬は 駅でにもちが落ち、図らずも迷子になってしまいます。
その子犬が出会ったのは、大学教授のパーカーでした。

彼はかわいい小さな子犬が気に入り、飼いたいと願うけれど、妻に拒否されてしまいます。
しかし、嵐の夜、その子犬と寝ている夫を見たりしているうちに
我が家の子として受け入れます・・

子犬がしていた首輪に「八」の文字が・・・
日本人の友人はパーカーに
「秋田犬」だという事や 「こびへつらう事を嫌う犬」の事などを教えます。

「八」の文字から「HACHI]と名づけて毎日世話をするうちに
HACHIはパーカーを信頼し 何よりも彼が好きになっていきます。
そして、パーカーが大学に通う列車が止まるベッドリッジ駅で、
毎日まいにちパーカーの帰宅を待つようになります・・

しかし、パーカーは大学で講義中倒れ、還らぬ人に・・・
列車から降り立たない主人をHACHIは待ちます。
待って待って・・・春も夏も秋も,そして雪降る冬も・・
毎日まいにち只ただ・・・パーカーを待ちます。
そしていつしか10年の年月が去っていきます・・・

この映画はリチャード・ギア氏が日本の「忠犬ハチ公」の話をいたく気に入り、
映画化にこぎつけたといわれています。
ですから、内容やストーリーは分かっています。
HACHIが最後にどうなってしまうのか・・・も分かっています。
でも、見たくて行ってきました。

大学で突然亡くなって、還らぬ人となった主人を待ちわびるHACHIに
涙が滂沱のようにでました。
引き取っていっても 必ず駅に帰ってきてしまうHACHIに
人々は「おまえの好きなようにしたらいい・・・」と言います。
主人が還らなくなって10年・・・
HACHIの心を思うと、泣けます・・・

ハンカチは2枚は必ず持っていってくださいね。

HACHIを演じた秋田犬たちにも拍手を送りたいです。
こびへつらう事を嫌う秋田犬、しかし一度信頼を寄せた人にはこんなにも忠実なんですね。
秋田犬のHACHINIまた逢いたくなっちゃいました・・・

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