徒然草

つれづれにさまざま書いています。

道にたたずむ 野仏・・


先日、主人の頼まれもので 農協支所まで行くことに。
支所は 子供達が通った小学校のちょっと先。
で、ついでなので、ウォーキング、歩いて行くことに。
小学校までおよそ2キロ、往復4キロ、ちょうどいいかもしれません。
いつもの道と違って、なかなかいい感じ。
昔の子供たちの事を考えながら歩くのもいいものです。

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で、見つけちゃいました!思わぬものを。。
「野仏」です。。
それはひっそりと、道のちょっと奥まった所の大きな木の下にたたずんでおりました。
「こんなところに・・・・」
いつも車でさあ~~っと、行ってしまう道。知らなかった・・

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よくよく見れば、もうお顔も分からないような野仏です。
きっと永い時間、ここで移りゆく時を眺めていたものでしょう・・

「野仏とは・・
野中にたたずむ仏像、建立者の願いが籠められた仏像たちのこと。
その大半は街道脇にたたずみ、道ゆく人の安寧を見守ってきました。
あるいは集落の境界に佇立して、害を企てる侵入者の心を平らかにし、
思いとどまらせようと優しく笑みを浮かべてきたのかもしれません。」

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この野仏たちのいわれは、主人に聞いても分からなかったですね~~~
きっと、郷土の歴史・・などには書いてあるものと思いますが、調べられませんでした。

永い時を 道行く人を 空を 山を 咲き乱れる花を・・・
彼らはきっと見つめてきたのでしょうか・・・
思わぬ貴重な姿を拝見した時間でした・・・