徒然草

つれづれにさまざま書いています。

10月の月齢~神無月~

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10月の月齢こよみです。


10月は秋も深まる月で 遠い山の方からは紅葉の便りも聞かれる月。
今年は夏がとっても暑かったけど、紅葉はどうなんでしょうか?
早まる・・・なんていう方もいますけど・・・

 神無月(かんなずき)
かみなしずき・・と書きますね。

10月は、出雲の出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合うため、
出雲以外には神様が居なくなる月の意味と言われており
(但し、実際にいなくなるのは大国主系の国津神だけであり、天孫系の神々などは出雲に参集しないため居なくならない)、
出雲では神在月(かみありづき)と呼ばれる。
ただしこれは中世以降、出雲大社御師が全国に広めた説であり、「神無」の宛字から生まれた附会である。」  
                      フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』から


地区のお話です。

「お甲神さま」という行事があります。
農家の収穫が全部終わった11月の申(さる)の日に 組内のおんな集が宿になった家に集まり
農の物(農家で取れた野菜や米など)で 料理を作り、
それを夜になって組内の男集も呼んで、神さまの前でお祝いをするんです。

「今年もこうして農のもので祝うことが出来ました。一年間、ありがとうございました」
と言うわけです。
お酒は「一升」と決め、だいたい2時間くらい、酒盛りして
昼間作った料理を食べて 神様に感謝するんですね~~

「お甲神さま」は掛け軸になっていて 回ってきます。
ご馳走やらお菓子やらお酒やら・・・お供えし、お線香を立てて祈ります。

これには面白い言い伝えがあって、
そのお祝いの2時間の間に「地震」があると、またまた来年もそのお家で
やらなくてはならないのです
ですから「お甲神さま」に、ちょっとはやく「お茶」を差し上げて
掛け軸を箱の中にしまって・・・・
それからみんなはお酒をゆっくり~~~飲む。(笑・・)

ある年にある家で 10月後半に開いたんです。

夜、男集が集まった時に
「神無月って、神様が出雲に行っちゃってるんだけど、今日は神さま帰って来てんだっぺか?」
って、言い出して・・・・(笑・・)
おんな集は「あれまあ・・・・」(笑・・)

「まあ、いかっぺ。神様も許してくれっぺよ!こんないっぱいおいしいものこさえたんだしよ~~」
ってな事になって・・・・(笑・・)

それ以来 10月には絶対行わない事に。
だって・・・嫌味言われちゃうからねえ(笑・・)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/dc/f9/gwqtx445/folder/1484019/img_1484019_50880944_12?1189239017