徒然草

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金刀比羅宮 書院の美

金刀比羅宮 書院の美 (上野東京藝大大学美術館にて)


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今回の上野は この金刀比羅宮の美を見るのが第一の目的。
私は何といっても日本のものが大好きです。

古くから「こんぴらさん」と親しまれている
香川県琴平町の「金刀比羅宮」(ことひらぐう)には
数多くの 書画工芸品があり その多くは門外不出。
今回特別に 襖絵130面が展示されました。

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中でも目を引くのが 円山応挙(まるやまおうきょ)晩年の作品
「水飲みの虎」

水を飲みに来た虎が描かれたものです。
ふすまに親子かと思われる虎が二頭 水を飲んでいます。
その目は鋭く 辺りを警戒しながら、ゆうゆうと飲んでいます。

本来襖絵と言うものは 座敷に座った位置で見るもの。
今回の展覧会では 立っていても座った目線で見られるように工夫されているそうです。

猛虎・・・とはいいますが その表情はちょっとこっけいにも見えて
また 実際の虎よりは ちょっとふくよかで足も太く
おかしみもあるような気がしました。

こうしてすばらしい絵画が大切に保存され、後の世にと伝わっていくんですねえ~~

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/dc/f9/gwqtx445/folder/1484019/img_1484019_49519141_6?1183110655

「日テレ大時計」「インカ・マヤ・アステカ展」「金刀比羅宮 書院の美」
駆け足だったけど、久々のいいものにめぐり合えた今回のプチ旅でした。