名峰
筑波山 高さ876メートル。
二つの峯は 高い峯が 女体山 ちょっと低い峯、
男体山。
春の梅の時期から 冬の雪の時期までしきそれぞれ訪れる人も多く
茨城には無くてはならない山です。
名物の 「四六のがま」(しろく)
「がまの油売り」は有名で いまでもその口上は語り継がれているとか・・
さぁさぁお立会い。ご用とお急ぎの無い方はゆっくりと聞いておいで・・・
で、始まるこの口上。
軟膏を売る口上ですが 早く言えば
「おんばこという草を食べた 前足の指4本後ろ足の指六本のがまを捕らえて
四面ガラス張りの中に入れると おのれの醜い姿に とろーり・・と
脂汗を流すのを集めて 三 七 二十一日煮詰めて造ったがまの油。
ひびに
あかぎれ、しもやけの妙薬、まだある 大の男の
七転八倒する虫歯の痛みもぴたりと止る、
まだある出痔いぼ痔、 はしり痔、はれもの一切、そればかりか刃物の切味を止める。
だそうで すらりと抜いた刀で紙を切って見せ 自分の腕を切り
その軟膏を塗ってあっという間に傷口がふさがる・・・という名薬。
筑波山神社近くの
売店にはこの名薬が売っています。
つくばにおいでのさいにはぜひお試しあれ。
筑波山は写真のように二つの峯があるため
見る場所によっては山が変わって見えます。
いちばんきれいだといわれているのは 石岡市高浜の
「高浜の入り江」からの勇姿だそうです。