グレープ「無縁坂」に思うこと・・
ラジオで聞いた「無縁坂」
どっと涙があふれた。
ラジオで聞いた「無縁坂」
どっと涙があふれた。
母がまだ若い頃 僕の手を引いて
この坂を登る度 いつもため息をついた・・・♪
この坂を登る度 いつもため息をついた・・・♪
私の父とは母は戦後 信州長野の飯田から開拓民として今の地に越してきた 私の小さい頃はとってもとても貧乏、1円のお金さえ無かったことも。 でも私も弟も 母がラジオから流れる歌を歌って聞かせてくれて 貧乏だ・・なんてちっとも思わなかった。 貧しくても 温かい家庭があって 母はいつも前向きだった。 やっと何とか暮らし向きも楽になるかな・・孫もできたし。 その時父が突然病で亡くなり 母は1年間泣き暮らした。 そんな事があっという間に駆け巡り あっという間に涙が出てしまった。「無縁坂」・・・若い頃はこの歌の意味も分からなかったけど
今、私も歳を重ね、母の心も少し分かるかな・・・