徒然草

つれづれにさまざま書いています。

フラガール!!!

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やっと見てきました!!「フラガール!!」
思っていたとおり いい映画でした。

時は昭和40年 福島県湯元は 炭鉱の町。
でも それまでの石炭という燃料から 電気や石油などの燃料が一般家庭に浸透し
さらに炭鉱の落盤事故などもあって 先行きが怪しくなってきた頃。
会社は石炭から乗り換え ハワイアンセンターを建築することになり そこで踊り子を募集。
その踊り子たちは 炭鉱夫たちの娘たち。
ある日 その町に東京から「平山まどか」と言うフラダンスの講師がやってきて・・・

炭鉱の町・・という古いしがらみから ハワイアンセンターと言う
全く未知の世界を 大人たちは受け入れられず 若い女の子たちは
右往左往しながらも フラダンスを懸命に習っていく・・

確かにあの「ハワイアンセンター」が出来たときには「何???あれ??」ってな感じでした~~
本場のハワイと同じに「フラダンス」を踊るんだって???てな感じでした。
まさか、ダンサーが炭鉱の町の娘たちだったなんて 映画を見るまで知らなかった!!

悲しい事故や 自分たちの戸惑いや大人たちの野次やいろんな事があって
フラガールが誕生します。
いままで踊りなんて踊ったことも無い「ど田舎」の娘たち、
彼女たちの晴れ舞台の感動は 私たちの心にとっても響きました。

やけのやんぱち状態で 引き受けたフラダンサーの平山まどか。
彼女も辛い過去があったんです。
彼女の姿もまた、感動でした。

この映画は実際にあったことを映画化していると聞きました。
古い風習やしがらみから抜け出した 当時の地元の人達。
あのハワイアンセンターが出来 娘たちの晴れやかに躍る姿を見たとき
どのように思ったのでしょうか・・

ハワイアンセンターが出来て、それから10年後に「常磐炭鉱」は閉山されたと言います。
また、娘たちと共に成長していった「平山まどか」先生は 今も健在で
いわきの地で後輩の育成をしているそうです。

茨城と、今では福島県いわき市湯元はとっても近いです。
常磐(じょうばん)ハワイアンセンター」は今ではホテル群も連なり
豊富なお湯をかかえた一大リゾート地「ハワイアンズ」として 活気を見せています。

まあ、このように映画はすごく良くてあっという間の2時間で感動でした。
でも・・・あの方言はおもしろかった!!!!
福島といっても茨城と同じような感じだけど 茨城の私でさえ
「はぁ~~~??なんて言ったの??」(笑・・)
「~~~~っぺえ~~~」は今でも使うけど 茨城はあんなにまで酷くは無いような(笑・・・

炭鉱の町「湯元」、ハワイアンセンターを決めた当時の人は すごい決断をしたんですね。