徒然草

つれづれにさまざま書いています。

芸術のあき・・・という事で・・Ⅱ

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天心記念五浦美術館にて。「天心と日本美術院の俊英たち」展


すっきりと晴れた快晴の日に行ってきました。
今回の展覧会は 我が茨城の五浦の地で活躍した俊英たちの
画が勢ぞろいで 私の心酔する「菱田春草」の「落葉」が見られるので
喜んで行きました。

岡倉天心とともに 日本の美術を広めた画家たち。
春草 横山大観 川合玉堂 下村観山・・・・
有名な日本画家たちのたくさんの画が展示されていました。

天心と共に画のりんかく線を描かない画法・・
「朦朧体(もうろうたい)」はあまりにも有名であると言います。
あまり難しいことは分かりませんが 明治から大正時代に
彼らが活躍した 五浦の地は 私の好きな地です。
また、画ではありませんが、
天心の「茶の本」はあまりにも有名で 今でも諸外国で絶賛されると言います。

菱田春草の東京の武蔵野の林を描いた・・といわれる「落葉」は
とても繊細なもので、晩秋のしーーん・・とした林の一角が描かれて
見ているととても心が癒されます。
彼は38歳で病にて亡くなっていますが、ずーーっと健在だったなら
いったいどんな画を私たちに見せてくれたのでしょう・・・
とても残念です。
彼が病気を患ったのも「貧困」からだといいます。

とにもかくにもいい画は見ていて心優しくなれますね~~~