徒然草

つれづれにさまざま書いています。

江戸六地蔵尊

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江戸六地蔵尊のうち 品川の「品川寺(ほんせんじ)と新宿 青物横丁前にある
「太宗寺」の大きなお地蔵様に会って来ました。
ほかの四寺のお地蔵様と同じく お寺の入り口 街道の横に座っておられました。

新宿とか品川・・・と聞くと大都会・・というイメージですが
これらのお地蔵様は ひっそりとした緑の木立の中に 静かにおりました。
ご近所の方でしょうか、お花を手向けていましたが こうしてお地蔵様は
守られているんですね~~
江戸六地蔵尊を図らずもテレビ番組(ダッシュ村)で見て、
会いに行こう!!と思い立ってからおよそ1年弱で全部のお地蔵様に会えました。

昔からお地蔵様というと 村の辻などに必ず安置されていたようですが
今では滅多に見受けられなくなりました。
身近な存在だったような気がしますが、ちょっと悲しいような気がします。

江戸六地蔵の造立の由緒については、「当国六地蔵造立之意趣」によると、
「深川に住む地蔵坊正元が25歳の時に難病を患い、苦しんでいた折に、
地蔵菩薩に一心に祈願する父母の姿に心打たれ、自身も一心に祈願し、
ご利益が得られたなら多くの地蔵の造立を誓ったところ、
不思議な霊験によってたちまち全快したことを感謝し、
請願の通り地蔵尊の造立を発願して江戸庶民から寄進を募って造立されたとしています。