昨日の土曜日は 地区の老人会の四月総会でした。
例年の年度初めの総会で、前年度の会計報告、諸内容の報告 そして次年度への引継ぎなど等行い、お茶やお昼を食べて 何か問題があるときは そのときに問題提起し、話し合う・・というもの。
どこの地域でもやっていると思う、老人会の行事でした。
出席者は・・総勢40数名いますが、半数だけ。20名でした。
前年度は主人が地区老人会の会長でした。
で、次年度(今年度)への引継ぎなど、無事に終わったんですが・・
実は結構問題があるわけでして。
① 会長・副会長のなり手がいない。
② 会計のなりても不足。(会長副会長の奥さまが必然的に会計になっている)
③ 夫婦で老人会に入っている家庭が少ない。(なので 会計のなり手がいない)
④ 市からの「補助金」を貰うと、結構行事をせねばならず、それをしていく老人が不足。
などなど・・
① 会長・副会長のなり手がいない。
我が地区では、65歳になると老人会に名前が連なっています。今までは強制的・・とまでは行かないまでも みんな納得していたのですが、いまは定年年齢も引き上げになり、65歳~70歳まで それ以上働いているので、「老人会には入らない」と断られるらしい。「まだ老人ではない!」という方もいるらしい。(笑)
そりゃあ、そうですよ。65歳ではねえ。*1
で65歳から70歳、入ってくる方が今年はいなかったらしい。
更に、「病気がち・体力が無い・・」などの方もいますから、これは強制はできない、となったわけです。
「老人会には入っているが、会長副会長職は受けない」という方もいますし・・
これも大問題です。
② 会計のなりても不足。(会長副会長の奥さまが必然的に会計になっている)
③ 夫婦で老人会に入っている家庭が少ない。(なので 会計のなり手がいない)
会長の妻が会計をしていて、一年間のお金の出し入れや 行事の際の買い物などをやっています。これが結構、重荷ですね。(前年度やってみてそう思った)
最後の会計報告の時に「残高」が合わないとなると困りますし、その都度預金を引き出しにも行かねばなりません。
さらに・・
夫婦で老人会に席を置く人がいなくなっている・・(病気とか、亡くなっている・・等) で、会長の奥さんじゃなく、女性の人でやってもらう事にしては?と。
こちらは女性の方で・・と決まったわけですが、さあ・・後の人があまりいません。やはり、年齢的な問題もあります。
あと、4~5年で誰も受けないような事態になりかねませんし、ほかの旦那さん(会長)とのコミュニケも心配する人もいますし・・いやはや・・
④ 市からの「補助金」を貰うと、結構行事をせねばならず、それをしていく(出来る)老人が不足。
老人会が年間活動していくのは、まず「健康」なんですね。市からは「いろいろやって健康維持」と、補助金が出ます。でもその補助金は年度末までに使い切らないとなりません。5万円なら5万円、すべて使って、報告を市にするわけです。
まあ・・それが老人会の歳を重ねていく人には負担になるわけですね。
なにしろ、もう、80歳も超えると、なかなか会にも出てこれない方もいます。集落センターまで来るのでさえ、「足や膝が痛い・・」と難儀なことも。
年は取りたくないものですが、致し方ないですねえ・・
かといって若手(老人会での)と言っても 70から80位まで。その人たちに、負担が来るわけでして。
なかなか、問題は解決できませんね。
①②③は やっていけるうちはやって行かざるをえまい・・ということ。
④は、出来る人だけででも集まって、何かをやろう・・ということに。
もし数年後に活動自体が危ぶまれたら、「地区の老人会」は廃業(?)といことですね、きっと。
中には「滅多に集まれないから、元気な顔も見る機会がない。やっぱりこういった会は必要かな」という方も。「でも、もっと年取ったら来れないよなあ・・」とも。
旧美野里地域の各地域の老人会も 活動自体やっていない地区もあるそうです。先に立って引っ張って行く人もいなくなると、そうなりますね。
我が地域でも数年先のことは分かりません。だいたい、入会する人が近年いません。
いまの活動を頑張るしかないです。
*1:+_+