※ 笠原水道・・
水戸の城下町、特に下町は水の便が悪く、飲料水に不便だったため、水戸二代藩主・徳川光圀公は寛文2年(1662年)町奉行に水道設置を依頼、調査に当たった平賀保秀は、この笠原を水源地に選んで、笠原から逆川に沿い工事をし、10キロの水道が翌年完成しました・・【水戸市HPより)
逆川緑地の中の一角に今もそのあとが残されています。
光圀公の時代に、このような水道を造ったという事が、驚異です。機械もない時代に、たった1年で10キロもの水道を造ったこと。
この辺りが標高も高かったのでしょうか。
「水」は生きているものにとっては欠かせないものです。光圀公は城下の民の苦しみを見かね、このような大事業を勧めたのだと思うと、今さらながら光圀公の偉大さが分かります。民を愛していたのですね。
その偉業の痕跡を今も見る事が出来る、水道遺跡です。
そばに、模型が展示されていました。
こちらは、笠原水道を復元したものです。
こうした石で造られた道の中を水が流れていったのですね。10キロ・・
今回、笠原不動尊を訪ねましたが、損傷していて危ないという事で見る事が出来ず、ちょっと残念でしたが、逆川緑地の濃い緑の中を散歩も出来ましたし、貴重な笠原水道遺跡も見ました。光圀公の偉業も垣間見ることが出来、嬉しかったです。
逆川の流れは、きっと昔と変わらないのかな・・とも、感じました。
いい勉強にもなった緑地公園でした。
数年先、笠原不動尊もきれいなお堂が出来、お不動さまも安心して住まわれるようになるといいですね。
こうした仏は、水戸市にとっても貴重な財産ですから、護っていってほしいと願います。 みのりん。
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撮影日・・2022年05月18日