※ 笠原不動尊・・
笠原水道から上に登る石段があり、それを登った先の高台に鎮座しています。
水源地の守り神として鎮座。龍が剣に巻きついているクリカラ不動と呼ばれる像が安置されています。水道を整備する時、責任者である「平賀保秀」が一昼夜籠って祈願したいわれが残っています。
笠原水道と共に不動尊も、逆川緑地の観光スポットとして親しまれてきましたが、不動尊に上がる石段や不動尊を祀る仏堂も荒廃してしまったようです。
上の新聞は、先日公表されたものです。
荒廃してしまった笠原不動尊となどを後世に残そうという取り組みが始まった・・と。長男の敬愛する「水戸桜川千本桜プロジェクトの稲葉寿郎氏」の熱い講演があったようでした。
「再建の会」も発足し、未来に向けて取り組みをするようです。
で・・
いま現在、お堂と不動尊はどうなっているか?と、見に行ったわけです。
ところが・・!
「石段が危ない」と、登れませんでしたあ・・・・
いやはや・・・とっても残念でした・・★★
2018年6月に緑地公園を訪ねた時の写真がありますので、載せておきます。
この時点で(2018年)もうかなり傷んでいました。
クリカラ不動尊は鎮座していましたが、何せこの状態です、雨戸も無いし、覆うものは何もありませんでした。屋根もかなり傷んでいました・・
よくこんな状態で、、珍しいクリカラ不動尊が盗難に合わなかった・・と、思いますね。
ほんとうにお気の毒な状態でした・・
この写真が2018年ですから・・今はもっとひどいのかもしれません。
※ クリカラ不動尊・・
こちらの「竜頭共用栓」の脇にある階段を登った先に、笠原不動尊のお堂があります。
(以上、4枚は、2018年6月撮影の写真です)
確かに・・登ると危ないようです。
仕方ありません、下で手を合わせてきました・・
※ 水戸神社・・(2018年撮影)
笠原不動尊のさらに上にある水戸神社。
笠原水道、ゆかりの神社だそうです。こちらもどうなっているのか、心配なところです・・
不動尊のお堂の解体費用も集まり、夏頃には更地にする・・と。令和10年、徳川光圀公が整備した笠原水道など、公の生誕400年を記念して市民に知ってもらいたい」と、お話しているようです。(新聞記事で)
その時、「笠原不動尊再建」されているのでしょうかね・・
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次回は、光圀公ゆかりの、「笠原水道遺跡」をご紹介します。続く・・
撮影日・・2022年05月18日