偕楽園・もみじ谷・歴史館のイチョウなど等の紅葉・黄葉を見に行きましたが、ちょうど茨城県民の日のイベントで、歴史館の入場料は無料となっていました。
企画展が、茨城県で発掘された埴輪など、貴重なものを展示されています。
埴輪には興味があるので、さっそく拝見。
「ふぇいす」と銘打ちさまざまな埴輪の顔などがたくさん展示されていました。
県からはいろいろな場所から出土されていますが、弥生時代に顔を持つ土器が作られているそうです。中でも、常陸大宮市泉坂下遺跡から出土した顔を持つ土器は、小野時代の土器としては最大級・・平成26年国の重要文化財に指定されたそうです。
(パンフレットから抜粋しました)
埴輪って、その眼が何とも言えませんね。小さな細ーい眼、大きな、何かを見つめるような眼・・なんとも愛らしいお顔。
これらは何に使われ、何を象徴しているのか・・等など、ロマンさえ感じます。
私は、東京の国立博物館で、国宝「火焔型土器」を拝見した時、鳥肌ものでした。それからさまざまな埴輪を見て、ファンになりました。
茨城県内下でも多く出土されていますので、いつも展示があると、とても楽しみです。
やさしいお顔をじっくり見てきました。
一橋徳川家、大奥の資料や、大奥の女性が使ったとされるお品など、拝見もできました。
一橋家と言いますと、最後の将軍・徳川慶喜公が水戸徳川家より11歳で養子として行った先です。慶喜公は水戸九代藩主・徳川斉昭公の息子で、頭脳明晰なお方です。
最後の将軍として大政奉還を成し遂げた方として有名です。
父が唱えていた「尊王攘夷」が胸にあった彼ですから、思い切った決断を下しました。その後いろいろありましたが、水戸に戻って弘道館で謹慎されていた時もありました。
まあ、そんなわけで、水戸と、一橋家は固い契があったと思いますね。
※企画展「ふぇいす」・・11月23日まで開催中
撮影日・・2021年11月14日