徒然草

つれづれにさまざま書いています。

彼岸花・咲く・・

f:id:minorinnminorinn:20201007162715j:plain

 

墓地の前の土手に咲く彼岸花・・

私の地域の墓地の一つ。私んちもご先祖さまはここにいます。

いつの頃からだったか・・この墓地の前側の畑のご主人が植えた、彼岸花。いつの間にか増えて、今年もたくさんの花が咲いています。

この風景を見るにつけ、ありがたい・・と思う私です。

 

お彼岸に花を供えました。私が嫁いで数十年、義父ちゃんも義母ちゃんも、このご先祖さまたちと一緒にいます。お花を供えても、数日で枯れてしまうでしょうね。でもこの時期、植えてくれた彼岸花は鮮やかで、きっと、嬉しいに違いありません。

 

特に、義母ちゃんは花が大好きでした。だからと言って、豪華な花が好き・・と言うわけではありません。野山や、自宅の畑に咲く雑草なども、愛していました。花壇に花の苗を植えたりして楽しんでいました。

当時の私はまだ若かったし、義父や義母もいる同居生活で、我が子も二人いましたから、花等目に入らなかった・・いま思うと、仕方ないですね。

 

義父が亡くなり、その後、義母は長生きしましたが、寝たきりになってしまって、動けない生活。しかし、私の事を「嫁」と思う時はほんの少しで、介護してくれる人・・と、思っていたようで、「ありがとう」と、いつもいつも口にしていました。基本、優しい人でしたね。

そんな義母の枕元に、季節の花を花瓶に挿してよく置きました。

「きれいだわねえ・・」って、いつも言っていました・・

 

そんな義母ちゃんがあちらの世で、義父やそのほかのご先祖さまと花の話をしているような気がする、そんな風景です。

f:id:minorinnminorinn:20201007162723j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162729j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162736j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162743j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162751j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162757j:plain

f:id:minorinnminorinn:20201007162804j:plain

 

ここの、彼岸花を見るにつけ、義父や義母を思い出しますね。

完全な同居生活で、二人とも介護を自宅でしました。それを息子たちも見ていましたから、いい教訓になったものと思えてなりません。

嫁に来てから、そりゃあ、いろいろとありましたが、いい事の方が多かったようにも思える昨今です。(#^.^#)

 

今日も彼岸花は、墓地に咲いて、みんなを見守っています・・

 

 

             f:id:minorinnminorinn:20201007162822j:plain