「平山郁夫展」に行ってきました。
平山郁夫さん(1930~2009)は、仏教東漸(とうぜん)やシルクロードの文化交流をテーマに、格調高い絵画を制作し、戦後から平成の日本画壇に置いて活躍した方です。(パンフレットより)
彼のコレクション展にどうしても行きたかったのですが、コロナの影響で閉館していたりしましたので残念でした。茨城県もやっと緊急事態宣言が解除され、もろもろな制約はありますが、美術館に行くことができました。
親しい友人が誘ってくれて、一も二も無く出かけました。
彼の作品はとても雄大で立派で、好きですね。
特に、やはりシルクロードのラクダの隊列の絵画は最高だと感じます。
深い空の色や、ラクダに乗っている人々の姿、そして、天空の月・・等など、とても素晴らしいと感じます。
何回も何回も現地を訪れ、写生も何千枚も書き、それがこうした対策になるのですね~~ とてもまねできない事です。
これにはやはり、奥さまの影になり日なたになっての支えがあってこそだとも感じました。
彼の、現地で求めた様々なコレクションの数々や、スケッチなどもたくさん展示されていました。特にスケッチのち密さは、言うまでもありません。
今回はシルクロードでの大作品が中心でした。彼は、薬師寺の襖絵も描いていますが、その作品は、下絵などのものだけで、ちょっと残念。また機会があれば、見てみたいなと思います。
上の三点は写真撮影OKです~~(#^.^#)
今まで何度か、彼の作品を東京などで拝見しましたが、今回は水戸市で見られましたので、本当に良かったです。
コロナで家から出るのは食料品を買う時のみ、久しぶりの美術鑑賞でした。とても癒されました。
※ 「平山郁夫・シルクロードコレクション展」は、新型コロナウイルスの影響もあり、6月28日まで会期が延長になっています~~(#^.^#)